海老名市・大和市・座間市・綾瀬市の葬儀社

はなでか社長のひとりごと

初詣に参りました

今年の初詣は寒川神社さん。

毎年、初詣は自宅近所の氏神さまに決めておりましたが、厚木市と平塚市の友人との都合もあり今年最初の訪問は寒川神社さんになりました。どこの神社や寺院に出向いても「神様仏様はケンカしない」と伺っているので、たまには違う神社でもいいですよね。

1月の半ばの平日にもかかわらず賑わっていました。ここに集まった人たちそれぞれの想いが伝わるといいですね。

今年も新年早々に1都10県の「まん延防止等重点措置」が適応になりそうです。全世界共通の敵であるコロナウイルス。コロコロと変異を繰り返しおって!この難局を乗り越えた時、世界中の国々が協力しあい、差別や貧困も無くなって人々が争うことなく助け合い、心豊かに平穏な暮らしが待っている・・と思えば我慢できますかね。

 

今年の祈願

2022年も気持ち良い晴天で迎えることができましたが、昨年末から東北、北陸の広い地域で大雪被害が深刻な状況です。被災された多くの皆さまには心からお見舞い申し上げます。どうかお怪我なさらないように・・・この澄み切った青空がどれだけ恵まれていることか、平穏に暮らせることはどれだけ幸せなことだろうかと考えさせられます。

四季折々見せる風情が日本の美とはいえ、雨にしても雪にしても災害レベルになるまで降らなくてもいいじゃないですか!今年の初詣では「今年は平穏な日常を」とお天道様にお祈りしてまいりました。

火葬場のお正月休みも今日で終わり、我々葬儀社は今日から通常運転に戻ります。いままで以上に気を引き締め取り組んでまいります。

どうぞ宜しくお願いいたします。

今年もありがとうございました

葬儀社は多くのスタッフや協力会社の力が無ければ何もできません。生花店や返礼品商社、仕出し料理屋さん、火葬場や斎場のスタッフと多くの人の協力の上で成り立っています。

たとえば祭壇を彩る生花はただ並べればいいというものではありません。熟練の技術がなければ祭壇は綺麗に仕上がりません。とはいえ生花が無ければ力を発揮できません。その生花は生花市場で毎日明け方に購入して来なければなりません。この寒い季節で布団から出たくないのに大変なことです。その生花市場に並ぶには生産農家さんたちの努力があります。ハウス栽培で気候に合わせた温度管理、少しの変化に対応できる管理がなければ立派には育ちません。その花の苗や種は立派に育つための品質管理、純粋さを守るための品種の保護に日々研究が行われています。

生花は生きています。よりスピーディーな運送のためには舗装された道路が必要です。道路建設業にどれだけ多くの人たちが汗を流しているか考えるとキリがありませんが、その道路を走る車両は自動車産業、その自動車を動かすためのガソリンや道路のアスファルトには原油が必要です。その原油をタンカーで産出国から運んでくる運輸業、そのタンカーを造る造船業や鉄鋼業。多種多様な企業の技術、働く人達の努力があり、かつ先人たちから脈々と受け継がれ蓄積されているノウハウがあるからこそ、私はいまお金を出せば品物を簡単に手に入れることができるのです。何か一つでも欠けてしまえばお金はあっても品物が入ってきません。生花店だけに限らず農作物、水産物、畜産物の食料品もちろん、全ての産業はこの当たり前の経済活動の上に成り立っています。

町で擦れ違う全く面識もない多くの人たちの努力が私の生活を支えてくださっている、私の小さな努力はきっと誰かの役に立っていると確信しております。どんなにお金を稼いでも、どんなに従順な部下が大勢いても絶対に一人で生きてはいけません。稀に攻撃的な凄惨な事件が起こってしまいますが、誰かを傷付けることは自分を傷付けると同意。ルサンチマンを捨て仲良く暮らしましょう。

今年の大イベント東京五輪の開催も緊急事態宣言下で賛否両論あり、盛り上がることなくパッとしない年になってしまいましたが、ここまで我慢したのですから新年は盛り返してまいりましょう!

いつもお力添えいただいてるご近隣の皆さま、葬儀協力会社の皆さま、まだお会いしたことのない皆さま、今年も本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

 

今年もお世話になりました

2021年も残り2日となりました。皆様は新年を迎える準備は整われましたか?

おせち料理の準備やお正月飾りで近所のスーパーも大賑わい。コロナ禍を吹き飛ばすほどの勢いに明るい未来を期待してしまいます。昨年から続く厳しい情勢ではございますが、来年こそ良い年になることを願って止みません。

しおん事務所も大掃除を済ませました。元旦はシャッターを下ろしてスタッフ一同リモートワークにいたします。ただそれ以外にお正月の準備もありません。会社ってそんなものですよね。と思っておりますが、ちょっとだけ「お正月飾り」をします。

2022年の干支「トラ」をいただきました。

ご近所さんの手芸作品でミシンを使わずにすべて手縫いなんです。いつも弊社の事を気にかけてくださるお優しくて、可愛らしくて、穏やかな口調の女性です。我々スタッフやしおんの「 母 」のような存在の方です。そんなご近所皆様に支えられて今年も無事で過ごすことができました。

今年も大変お世話になりました。皆様よいお年を!!

イチョウ並木

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近所に小さな公園があります。ブランコなどの遊具がある広場を囲むように10メートルを超える立派なイチョウが30~40本立ち並んでいます。周囲は工場が立ち並ぶ地域のためでしょうか、子ども達が楽しめる遊具が無いためなのでしょうか、いつ来ても誰もいない静かな公園です。たまにイチョウ並木をワンちゃんを連れてお散歩を楽しむ方やベンチで団欒する方々がいるくらい。

今の時期は黄金色のイチョウも楽しめます。落ち葉の絨毯もお見事としかいえません。しかしこの落ち葉はこれからどうなるでしょうか?ほっとけば風に乗って周囲に散らかってしまうだろうし、雨が降れば汚らしくもなってしまいます。

そんなこと考えていたら、ちょうどトラックが公園に入ってきました。ご高齢の作業員さんが落ち葉を集めてトラックに積んでいます。お邪魔かと思いましたがちょっとお話を伺うことができました。聞くと市の職員さんでこの数週間、晴れの日は午前中から日が暮れるまでずっと落ち葉を回収しているそうです。午前中にキレイに拾っても午後には元通りの絨毯状態。風に乗って周囲に散らばると苦情が来てしまうそうで、この季節は憂うつになるとも。10メートル級のイチョウは葉の枚数も5万枚以上になるそうで、もれなくすべて落ち葉になります。「キリがない!」と笑っておられました。

「誰も利用しない公園だから更地にしてイチョウを切り倒せ」との声もあるそうですが、一度壊してしまえば二度と元に戻すことは出来ません。この時期だけ落ち葉を拾うリスクよりも人々が楽しめる景観豊かな並木道は守り通しているそうです。

この落ち葉に限りませんが、日々平穏に暮らしている裏側には必ず誰かの努力があること。「それが仕事だから」と言われれば淋しくなりますが、どんな仕事にも「人への思いやり」があることを再認識いたしました。作業員の方にお話を伺えて本当に勉強になりました。

桐ヶ谷斎場へ行ってきました

東京都品川区にある桐ヶ谷斎場は3階立て。地下1階と地上1階に葬儀式場。同じく地上1階に火葬場があり、2階に火葬待合室のある葬儀から火葬まで移動することなく執り行なえる斎場です。

地下1階の葬儀式場は4式場あります。大和斎場や横浜市営斎場など神奈川県の葬儀式場と比べてしまうとビックリする狭さです。この衝立のスペースに受付や返礼品置き場を設置します。毎日4件の葬儀がほぼ同時刻に行われ、火葬場へとご出棺します。例えば1件の式場にご親戚とご参列者が50名様としても4件同時に行うと200名がここに集まられることになります。一見グチャグチャになるような印象を感じるのですが、受付、焼香、お清めへの導線が確立していて、なぜか混雑しないとても理にかなった空間です式場なのです。

 

奥行きがありそうで無い式場。奥のカーテンを閉じて祭壇を設えます。そしてご導師のお席、お焼香台を用意すると20~30席でいっぱいになってしまいます。初めて桐ヶ谷斎場さんを利用させてもらった20年くらい前は「狭い式場だな~」と思っておりましたが、現在のように家族葬が中心の昨今、またコロナ禍の情勢を考えると「適切な広さ」なのかもしれません。大勢集まる場合は広い式場を探せばよいのだから・・・

自然豊かな厚木市斎場へ行ってきました

写真右側の円盤のような建物が火葬場で、左側が葬儀式場になります。ここ厚木市斎場さんは住宅街からちょっと離れた緩やかな山の斜面にあります。広大な敷地内には植え込みが多くて自然の豊かさが感じられます。お葬式のお手伝いに来ているとはいえ、心落ち着く優しい環境にホッとします。

この木々に囲まれた広大な敷地だと今の時期は落ち葉など掃除も大変かと思いますが、いつもキレイに清掃が行き届いています。関係者しか立ち入らない式場や火葬場の業者駐車場でさえ落ち葉がありません。徹底した清掃と管理には脱帽です。葬儀社として安心してお勧めできる素敵な葬儀場です。

敷地には「動物注意」の看板があちこちにあります。野生のサルがちょこちょこイタズラするそうで、食べ物を探しているそうです。仕出し料理屋さんがお料理の搬入の際にうっかりすると車上荒らしに遭うとか。ここはサルの住みかだったのでしょうね。人には便利な場所もサル達にはいい迷惑でしょうね。

この日は野性のミミズクに遇えました。しばらく観察しておりましたが置き物かと思うくらい全く動きません。眠っているのでしょうか?

およそ2時間後、業務を無事終えたので、もう一度見に行ってみましたが相変わらず動いた形跡がありません。安心して眠っているのでしょうね。

厚木市斎場さんは大自然と共存する素敵な斎場でした。

 

 

 

お葬式のあるある。なぜ担当者が代わるのか?

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我々葬儀社は「商品を売る小売業」ではありません。もちろんお葬式に欠かせない棺やお遺骨容器、お花や返礼品を販売しておりますが、業務の本質は皆様のお葬式へのご要望に添ったご提案、アドバイスを提供するサービス業です。

その担当者が培ってきたノウハウがお葬式の質を左右すると言っても過言ではありません。とはいえ経験の浅い担当者ではダメという訳ではありませんし、逆に熟練の担当者が良いとも言えません。大切なことは「ご要望に添った適切な提案ができるのか」に尽きます。

 

そんな担当者が途中で代わるとどんなミスが起こる得るのでしょうか?

担当者同士の引き継ぎはご遺族さまのご要望を書面で記して対話で伝えます。ご遺族さまとの打合せを録音している訳ではないので一言一句、引き継ぐことは不可能です。どうしても主要な部分だけを切り取ってしまいます。ご遺族さまとの些細なやりとりで感じ取った想いは、ひとりの担当者の主観でしかありませんので、新しい担当者に引き継ぐことも難しいものです。と言うことは引き継ぎが前提のご提案しか出来なくなってしまいます。その会社で決めている引継ぎルールに沿ってしまっては細やかな気配りは出来ないものです。

もちろん新しい担当者はご要望に添って精一杯お手伝いしてくれるはずです。誰しもがご遺族を失望させたくはありません。ご遺族皆様から「ありがとう」とお褒めいただきたいのです。ですがどうしても引継ぎが生じてしまう場合もあります。

担当者が代わってしまう理由は「働き方」の変化です。多くの従業員を抱える葬儀社では「日勤」と「夜勤」に分かれています。夜間に対応した担当者は翌朝に引継ぎをします。葬儀の日程や公休日を調整して担当者を選出しなければなりません。どうしても引継ぎが必要になります。

逆に家族経営で規模の役員中心の葬儀社はそのような概念がないので自由に調整できます。ご臨終のお迎えから打合せを経て葬儀まで担当者が代わることなく一貫としてお手伝いできることが小規模葬儀社の強みでもあります。

 

ここからは私の経験談になりますが、数年前まで葬儀社はかなり拘束時間が長い職業でした。日勤からそのまま夜勤に突入し、翌日もそのまま日勤は当たり前の日常です。月間15日程度の当直を勤務するため会社に3泊4日を月間5回ほど繰り返す日々。そんな勤務時間中に対応させていただいたご遺族さまのお葬式も休日を返上し、可能な限り一貫してお手伝いして参りました。従業員も少なかったので月間の休日は3日取れるかどうか・・・一睡も出来ない夜もありましたがご遺族さまには関係ありませんし仕事も待ってくれません。いま思えばよく事故がなかったなと不思議なくらいでしたが、多くのお葬式をお手伝いすることも出来ましたし、日々充実していたと感じております。

働き方が変わって良かったのか、悪かったのか・・・

 

 

山形のお米が届きました!

食欲の秋です!今年も待ち焦がれた新米が届きました。

おコメの消費量が低迷し価格も暴落しています。昨年収穫したおコメも政府備蓄米として余っているところ新米をいただく事に背徳感を覚えつつ購入いたしました。私の唯一の贅沢なので許していただきたい。

30kgの米袋パンパンに詰まったおコメを見ているとワクワクします。早く食べたいところですが、少々古米が残っているのであと1週間ほど延期です。

ちょっとイヤらしいのですが、量ってみたら少ない・・・まあ、お愛嬌ということで・・・実際は脱穀する前の量は30kgで、籾殻の分が約1割くらい軽くなります。2.1kgくらいの誤差は当然の結果ということです。逆に言えば30kgより1kg多めにサービスしてくださったのでしょう。(31kg×0.9=27.9㎏)

余談ですが、30kgのおコメを育てるのに必要な水田の広さは20坪くらい(40畳)必要です。この広さの水田を3ヶ月の間、害虫や野鳥、悪天候から守り続け成長を見届けてくださった農家さんに感謝して止みません。

美味しく炊いて一粒残さず戴きます!

 

 

コメ価格の大暴落!

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今年はコメの価格が大幅に下落しているそうです。そもそも食生活の多様化でコメ消費が減り続けているところ、コロナ禍による外食需要の落ち込みが追い打ちを掛けてしまったようで全国的に前年比で2~3割減の大暴落です。特に飲食店の業務用米の下落が目立つとのこと。考えたこともなかったのですがコメの価格は40年前より安くなっているそうです。

余談ですが、私が小学生の頃 ( 35年前 ) の記憶ではおコメ屋さんが定期的に自宅まで届けてくれました。その場で支払いをするのですが、10kg で5,000円でした。高級米ではなく標準米の価格です。当時はファミコンのカセットが3,800円~4,500円の時代、誕生日やクリスマスの特別な日におねだりしたものです。それよりも高い「おコメは贅沢な食べ物」という思いがあり、お茶碗に一粒残さず食べることを心がけていました。

もちろん当時より農機具も機械化されたり、悪天候に強い品種へと改良が加えられ収穫も効率よくなったのも価格に現れているのでしょうが、農家さんの努力と苦労の賜物。「農家は儲かる」ようになれば安泰なのでしょう。食材の輸入に頼りきった食料自給率の低い日本。農家さんが「儲からないから辞める」ことになれば食料安全の危機になりかねません。物があれば「お金さえ出せば買える」が「いくら大金を積んでも買えない」ような時代にならないよう危惧します。

微力ですが、美味しい米を安心して食べ続けていけるよう農家さんを応援いたします。