海老名市・大和市・座間市・綾瀬市の葬儀社

はなでか社長のひとりごと

同一労働同一賃金

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4月1日から中小企業にも適応される「同一労働同一賃金」このコロナ禍で疲弊している多くの中小企業には対応の準備だけでも大変かと思います。とはいえ労働する側にはとても大切な制度ではあります。非正規やパートでも正規と変わらない労働でも給料や福利厚生で格差が生じることは辛いことです。しかし責任を背負わされた従業員との差別化をしなければならないのも事実。正規の給料に合わせて待遇を上げるか、非正規に合わせて待遇を下げるか、互いに歩み寄るか。いかにモチベーションを高める対応策が問われます。本当に大変なことですね。

売上げ好調で体力のある会社であれば強気に行けるでしょうが、消費増税やコロナで疲弊してしまった中小企業では解雇、非正規雇い止めが増えてしまうかも知れません。昨年から失業者の増加は著しく拍車がかからないことを切に願います。会社の決めた方針に納得できなくて声を上げようものなら解雇の候補者になってしまうかもしれません。黙って従わなければならない人が出てしまう事があれば本末転倒。

デフレ経済に「同一労働同一賃金」や「70歳就業法」は中小企業には定着が難しいのかもしれません。ちなみに今年の夏くらいに「最低賃金引き上げ」なんて話もありますが、もし法案が可決されることがあったらと思うとゾッとします。

高年齢者雇用安定法の施行

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今年の4月1日から企業の雇用に大きな課題が与えられます。「改正高齢者雇用安定法」です。70歳就業法とも言われ、定年を65歳から70歳に、70歳まで就労の機会を確保することを企業の努力義務とする、というもの。

少子高齢化によって今後の日本は、15歳~64歳の生産年齢人口の減少が加速するため、定年を引き下げ生産労働力の確保、公的年金の繰り下げ支給を推奨するために作られたのでしょう。また近い将来にも年金受給開始年齢を現行の65歳から70歳に、または75歳にと繰り下げていくのではないのだろうか。もう年金制度は限界なんでしょうね。

とはいえ、70歳でも元気な高齢者はたくさんいらっしゃいますし、「若いモンににゃ負けんよ」「元気な内は働いていたい」と思っている方も多くいらっしゃるかと思いますが、「もう働けない」という方もいらっしゃると思います。働けない、働きたくない人たちにも「働かなければならない」とプレッシャーをかけるのは酷い話です。実際60歳~64歳で繰り上げ支給を受けても生活出来ない金額しか出さないのでは働かざるを得ません。これは「自己責任」なのでしょうか。

しかし70歳までの雇用の受け口はあるのでしょうか。自営業であればご自身の決断でいつまでも働けますが、コロナで疲弊した多くの企業で雇用してもらうとなると難しいかもしれません。

そもそもコロナ禍の前から長期のデフレ経済で雇用状況も悪化していました。さらにコロナで加速されてしまい特に大型飲食チェーン店、生活関連サービス業、ホテル宿泊業、航空業など倒産や廃業、経営難からの雇い止めで多くの失業者が生まれてしまいました。若い方たちでさえ次の就職先も見つからない厳しい状態です。

今では40~50代で早期希望退職を勧めざるを得ない企業がたくさんあります。このタイミングで企業にだけ努力させるのは無理があります。

今の高齢者と呼ばれる皆さんは戦後の日本を経済大国へと育て上げた人たちです。そんな英雄たちに心ある生活を提供するのは政府の勤めではないでしょうか。その昔は60歳から受給対象でしたが、高齢化とともにシレっと65歳に改正。60歳からの繰り上げ支給は減額され、65歳以上に繰り下げればちょっとだけ増額されるシステムに変更したのは詐欺に等しい行為です。民間の保険会社などが勝手にルールを変えれば立派な犯罪です。その責任を企業や国民に努力しろと言われてもちょっと無理があるかと思います。

強い風に注意しましょう

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桜も満開の日曜日、ご家族で楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか?今日は朝から強い風が吹き、夜には大雨も降るとか。桜も心配ではありますが、しおん事務所も心配です。数年前の大型台風の時は事務所の看板が吹き飛んでしまう事故が起きました。

この看板の一枚の重さは3~4kgくらいはあるかもしれません。見た目より厚くて重たいんです。この看板が30メートルくらい離れた場所まで飛んでいったのですから恐ろしいです。凶器にもなりかねません。吹き飛んだのは深夜だったので幸いにも怪我人はいらっしゃらなかったのですが、近所の小学校の通学中だったらと思うと心配になります。もちろん、修復の時には補強してより頑丈にはしましたが、一度経験してしまうと忘れられるものではありませんね。これがトラウマなんでしょうか。

早速、心配性の私は看板が飛ばないように内側からテープで固定してみました。窓ガラスも割れたりしないように朝からシャッターを閉めました。まるで休業中のようです。

事務所前のお花の植木鉢も避難させました。

災害はちょっとした事でも起こりえます。自分の被害だけでなく、他人までも巻き込んでしまうこともあるかもしれません。未然に防げることがあれば無駄な努力でも惜しまないように心がけて参ります。

もし、しおん事務所前を通られる時にシャッターが閉まっていても営業中です。ちょっと心配性なだけです

アマリリス 咲きました!

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殺風景な事務所で日々成長を続けてきたアマリリス。いつ咲くのか、このまま枯れてしまうのかと心配しておりましたが、蕾が開き始めたと思ったら、たった3日間でここまで咲きました。

一本の茎から伸びた蕾は左右2つに分かれて、大きな花が開きましたが、また蕾が2つ現れました。この2つの蕾からも花が開くのでしょうね。まったく不思議な構造です。

まだまだ楽しませてもらえそうです。

ペットの気持ち

皆さんのご家庭にペットはいらっしゃいますか?犬やネコをはじめ、すべての動物は感情があることは言うまでもありません。家族が帰ってくれば嬉しそうに駆け寄ってくるし、お腹が空けば美味しそうにご飯を食べるし、遊んで~とじゃれてみたり、眠くなったら寝ているし、名前を呼べば振り向くし、言葉も理解してると思えます。もはやペットではありません。立派な家族の一員です。そんな我が子の様に愛情を注いでくれた家族の1人が突然いなくなったら、ペットはどんな気持ちなんでしょうか。

もう20年以上、葬儀業界に携わっておりますが、葬儀式場にペットを連れてくるご家族は見たことがありません。世界のお葬式を知っている訳ではありませんが、日本人特有の配慮なのでしょうか。最近ではカフェやショッピングセンターなどペット同伴が出来るお店も増えておりますが、それ以上に広がることもありません。特別な訓練を受けた「盲導犬」や「聴導犬」など受け入れてくれる施設は増えております。それでもすべての施設で受け入れられている訳ではありません。それは火葬場も葬儀式場でも同じかもしれません。

ご自宅で看取ることが出来れば、病気の経過からずっと見ているペットも理解出来るかもしれませんし、病院や施設で亡くなったとしても自宅でご安置さえ出来れば、亡くなったことを感じるかもしれません。どこまでの感情が有るのか無いのか、教えてくれればいいのにと思います。もしかしたら、帰ってくることのない家族をずっと待ち続けていたら・・と思うと涙が出ます。

「ウチにはワンちゃんがいるから」という理由で自宅での安置を諦めてしまう方もいらっしゃいますが、そんなに危険はありませんよ。

私の経験談ではございますが、最初は我々葬儀社のスタッフが突然来たことにビックリしているようですが、亡くなった故人には過剰に怯えることなく、少しずつ故人に近づいて、においを嗅いだり、寄り添って見守ってくれます。

自宅を出棺する時も我々葬儀社にビックリするようですが、判っているように故人とお別れして見送ってくれている様な気がします。当たり前かもしれませんが故人に噛み付いたり、お線香道具を壊したりするようなことは今まで聞いたこともありません。

ペットから見ても大切な家族の一員が黙って居なくなってしまう事は切ないし、心残りかもしれません。しかし、火葬場や葬儀会場に連れて来る事は世間体もあることなので難しいかもしれません。

もどかしい文になってしまいましたが、しおんは自宅安置を応援いたします。

4月1日から

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1都3県の緊急事態宣言が解除され、自粛疲れが残るところで4月1日から始まる「総額表示義務」と「中小企業の同一労働同一賃金」の準備に追われている会社さんもおられるのではないでしょうか。総額表示義務とは消費税込みの値段を提示することで、小売業に適応されます。パンフレットやホームページ、値札を全て書き換える作業になりますが、我々のような小さな店舗は大した労力ではありません。しかしページ数の多いカタログやパンフレットを複数用意しなければならない業界では作業もコストも膨大になるかもしれません。

この「総額表示義務」が4月1日から予定通り適応されるということは、コロナ禍で困っている国民の声を聞いて「消費税を5%にします」とか「コロナ復興のために15%に増税します」など消費税の増税も減税もしばらく無いという事でしょうね。

さらに「同一労働同一賃金」大企業は昨年から実施されていましたが、中小企業にも適応されます。パートさんやアルバイトさん、派遣さんなどの非正規と社員との間には元々あった小さな亀裂を明確にし、さらに広げるような政策になるでしょう。さらに経済財政諮問会議で今囁かれている「最低賃金の引き上げ」。全国平均を1,000円にまで大幅引き上げを目指しているそうです。現在、東京都と神奈川県だけが時給1,000円を越えておりますが、全国一律1,000まで引き上げると地方の中小企業だけでなく、中堅企業でも大きな影響があるのではないでしょうか。日本の企業の99.7%が中小企業で大きな雇用を担っています。1997年から23年間も続いている緊縮財政、消費増税を繰り返したことで長いデフレ下とコロナショックで需要がとことん縮小している中、同一労働同一賃金と同時に最低賃金を上げれば雇用の維持ができなくなり、失業者が爆発的に増加するでしょう。解雇や失業で収入が減少して需要はさらに縮小することになります。力を無くした中小、中堅企業は生き残りを賭けて合併と統合をすることによって、より多くの雇用が失われます。先進国では考えられないことです。長期に渡り内戦をしている国レベルの経済衰退。そんなサバイバルが始まろうとしています。

菅政権の旗印でもある「中小企業再編」は着実に進行しています。

ちょっとだけお花見してきました。

今日は業務で「桜ヶ丘駅」周辺にお邪魔しました。

小田急江ノ島線の桜ヶ丘駅は小さな駅ですが、25年以上前に2年間だけ住んでいた思い出のある駅です。駅前のロータリーにはサクラの木が植えてあって当時とそれほど変わらない町並みにホッとします。ちょっと打合せまで1時間くらい時間があるので、お花見でも行こうかな。

駅から歩いて行くには少し離れた場所ですが「引地川」という小さな川が流れています。絶好の桜並木があってお花見シーズンはとても賑わいます。因みにこの川の源流は同じく大和市内の「泉の森」で、藤沢市の鵠沼海岸まで続いています。幼少期にはフナやモクズガニ、ザリガニなど取って遊んでおりました。

少し気が早かったようです。まだ三分咲きといったところでしょうか。平日ということもあって、お散歩している方が数名いるくらいで静かでした。

今日は時間もなかったので開花の様子を伺うだけでしたが、満開はもうすぐです。今週末か来週が見頃になりそうですね。もちろん飲食は出来ないでしょうけど、ゆっくり散歩するだけでも生命の暖かさを感じます。不思議な花ですね。

自粛で疲れた心と身体の癒しに是非、お出掛けください。

宣言解除の大和斎場

1月8日から続いた1都3県の緊急事態宣言が解除されました。新規陽性者数の下げ止まり、変異株の拡大防止、気の緩みによる第4波の懸念など、解除には反対という意見と、夜の飲食店に絞った時短では効果ないと解除に賛成の意見と世論調査でも真っ二つに分かれてしまいました。結局、何が正しいのか間違っているのか。教養のない無知な私はこれからも変わらずに感染しない、感染させないように対応してまいります。

ところで、大和斎場はどのように変わるのでしょうか。緊急事態宣言下では「葬儀式場でのアルコール提供の中止」「お通夜は午後8時には終了出来るように」と制限を設けておりました。

ちょっとだけ変わって「アルコール提供の再開」、「お通夜は午後9時には終了出来るように」と宣言解除後も慎重な体制です。大和斎場のスタッフ皆さんはこれからも多くの方が安心してご利用できるように日々、感染防止対策を頑張って下さっています。我々葬儀社も協力して参りたいと思います。

P.S.

大和斎場は「大和市、海老名市、座間市、綾瀬市」にお住まいの方が優先して利用できる「葬儀式場」と「火葬場」がある公共施設です。

 

2類感染症の恐怖

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どうやら緊急事態宣言は期限通り、21日で解除されそうです。毎日新聞と社会調査研究センターが行った1都3県の世論調査では「延長するべき」という声が57%に上ったそうです。夜の飲食店に絞ったような緊急事態宣言ではこれ以上の効果が見込めなかったのでしょう。依然として新規陽性者数は下げ止まったままです。「2類感染症と同等」の対応を求められる医療現場や火葬場は宣言下と同様の対応は続きます。

昨年新型コロナウイルスが中国やアメリカで爆発的に感染拡大していたころに未知のウイルスとして「2類感染症と同等」と位置付けられました。皆さまもご存知の通り「2類感染症」は結核などと同等で、患者さんは隔離しなければなりません。感染力が強かったコロナウイルスでは患者さん全てを隔離するなど出来なかったので、自宅療養や2週間のホテル自粛を余儀なくされた訳です。隔離生活をされた皆さま、そのご家族は経験されたことのない措置に戸惑い。本当に大変で不安だったと思います。

しかし日本は中途半端な対策でした。昨年、日本では「2類感染症」と指定されたコロナが全世界で蔓延している中、Gotoキャンペーンを強行して旅行や飲食を盛り上げてみたり、ひとたび陽性者数が増えれば「気が緩んでいる」と自粛を要請してみたり。こんな経済対策ではワクチン接種したところで、何度も繰り返すだけと感じざるを得ません。2類感染症の恐ろしさを皆、忘れてしまっていませんか?

これまでコロナ感染症で8,500名以上の方が亡くなられています。実際、直接の死因がコロナウイルスでなくても、感染していれば「2類感染症」で死亡の扱いになってしまいます。指定感染症のご遺体は速やかに火葬をすることが法律で決められておりますので、いくら望んでもお葬式を執り行なうことは叶いません。場合によってはお顔すら見ることも叶いません。これがどれほど悲しく、辛いことなのか・・・残されたご遺族の無念は計り知れません。

日本人は感染者が少ない。若い人は重症化しにくいから平気。ではなく「2類感染症と同等の扱いを受けることになる」ということだけは忘れないでいただきたく思います。どうやらオリンピックも開催しそうですし、どさくさでGotoキャンペーンも再開するかもしれません。経済を回すことも大事ですが、せめてコロナが解明されて2類感染症から5類感染症に格下げされるまでは、大切な家族や友人の為にも感染しないように闘いましょう。

 

自助には限界がある

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今朝は久しぶりにまとまった雨が降りました。きっと我々を悩ませる空気中の花粉やコロナウイルスも排水溝へと流れたことでしょう。この雨は今日、明日と続く予報ですが、来週の火曜日あたりは桜の開花に期待が持てそうです。お花見での飲食は出来ないと思いますが、並木道を遠くから眺められれば良いかなと思っております。

緊急事態宣言も再延長か?と先行き不安もありますが、春は別れもあれば出会いの季節でもあります。桜とともにコロナ禍ともサヨナラして、清々しい新しい生活を取り戻して元気な新年度を迎えられることを祈っております。

最近では非正規雇用の雇い止めや所得の減収などの話が身近にも増えました。自治体が主催する食料支援など厚木市や綾瀬市でも積極的に行われています。食品ロスになろう余剰な食品を広く集めて困窮者に配布されます。自宅に余っているような未開封で常温保存が出来て、消費期限が2ヶ月以上あるような乾麺や缶詰、調味料などが好ましいそうです。そんな余剰食材がある個人宅は少ないと思いますが、少量でも受け付けてくれます。

すぐ近くに困っている人たちがいます。みんな被災者です。どんなに頑張っても自助だけではどうしようもない事はあります。政府も2人親世帯も対称の臨時給付金を出す方向で調整に入っていますが、支給日はまだ先になりそうです。

私もいつか誰かの支援を受けなければ生きていけなくなることもあるかもしれません。食べるものがない恐怖は計り知れません。小さなお子さんがいる世帯ならなおさらです。私もささやかながら協力させていただきたいと思います。

 

延長か?解除か?

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これまで国内で新型コロナウイルスに感染された444,000名を越える皆さまにはお見舞い申し上げますとともに、8,463名の犠牲者皆さまに心からお悔やみ申し上げます。さて3月21日まで予定されている緊急事態宣言。東京都の新規陽性者数が200~300人に下げ止まる中、解除まで10日ほどとなりましたが、また不安を煽るニュースがネットで話題になっているそうです。

解除後にお花見や歓送迎会で気が緩めれば5月にはまた東京都の新規陽性者数が1,000人になり再度緊急事態宣言発動になのではないか。と東京大のチームがまとめたとの事。

この1年、誰もが嫌ってほど感染防止対策をしてまいりました。マスクはもちろん、手指の消毒などなど。自分の為、大切な人の為、みんなの為に頑張っています。気が緩んでいるのではなくて働かないと生活ができない人もいます。テレワークができない業種は外出自粛は無理な話です。

人が動けば感染拡大に繋がるかもしれませんが、メリハリのない緊急事態宣言を延長するのか、解除しては緊急事態を繰り返すのか慎重に判断していただければと願うばかりです。しかし変異ウイルスも拡大しているようですし、ワクチンも行き届くまで時間かかりそうですし、不安定な生活はまだ続きそうです。

いつ咲くのかアマリリス

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年が明けてすぐ育て始めたアマリリス。急激な成長をしております。10日ほど前と比べてみても一目瞭然で花を咲かせる茎の部分がグンと伸びました。いくらなんでも成長しすぎ。どんだけ急激な細胞分裂を繰り返しているのかと恐怖すら感じます。

お花屋さんに伺うと花を咲かす前に力尽きてしまうことがあるそうです。どんな花が咲くのか楽しみにしてるから、ちゃんと咲いて欲しいと話しかける日々であります。

台湾産パイナップル

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台湾パイナップルをご存知でしょうか。日本では1つ800円くらいするそうで、ちょっと高額ではありますが芯までやわらかくて、とても甘くて美味しいそうです。パイナップルといえばフィリピン産がおなじみですが今、注目は台湾産。

これまで日本への輸出量は少なくて主に中国へ渡っていましたが、今年は中国が台湾パイナップルの輸入を禁止したので日本にもたくさん回ってくるそうです。パイナップルの収穫は今が最盛期、日本への第1便はネットでもすでに完売とのことで、2便、3便と早ければ4月下旬には近くのスーパーに並ぶそうです。私は今まで食べたことがなかったので、楽しみです。

台湾と言えば東日本大震災時での圧倒的な支援です。台湾の財団法人「佛教慈済慈善事業基金会」の日本の分会による、被災地への支援物資をはじめ、カレーライスやトン汁など温かい炊き出しなどをいち早く行った団体です。また、台湾では甚大な被害を見て、チャリティー番組にて支援を訴え、集まった義捐金は250億円にもなりました。台湾の人口が2,357万人なので1人当たり1,000円強になります。台湾の小学生たちが「日本加油!(日本がんばれ!)」と募金活動する光景には感謝しかありません。言葉や文化はちょっと違いますが「絆」で結ばれています。また、復興の建設工事にも支援は続いたそうです。復興が本格的になったころに最初の団体旅行客を送ったのも台湾だったそうです。

今年2月13日深夜に東北地方で大きな地震が起きた際にも、蔡英文総統は「日本の皆さんが無事でいることを信じています。これからも日本を応援する気持ちが変わることはありません。日本の皆さんにとって支援が必要であれば、いつでも台湾はかけつけます。」と暖かいお言葉をいただきました。

急遽行き場を失ったパイナップルに農家さんも悲鳴を上げる中、他国も日本政府も台湾パイナップルを爆買いしております。というか1つ残らず買ってほしい。市場に出回ったら今度は我々日本人がちょっとでも恩返しできる場です。機会があったら是非、台湾パイナップルいかがでしょう?

食レポは後日公開します。

「絆」

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東日本大震災から10年が経ちました。あの衝撃は忘れることは出来ませんが、日々の生活で記憶が薄れておりました。被災地の復興と行方不明者の捜索、避難生活は未だに続いていると昨日の特集番組を見て辛い気持ちになりました。

私事ですが震災当時、私の勤めていた会社がいち早く準備したのが、大量の毛布と大型の発電機でした。支援として被災地に届けるのでは・・と思ったのですが、なんと自社式場の為。「計画停電中でも通夜が出来るだろう」ですって。今だけ自分だけの思想にとことん呆れました。この日、10年以上勤めたこの会社を辞めようと決めました。

誰に頼まれた訳でもなく被災地には多くの支援物資、ボランティア活動の人たちが全国各地から集まりました。自身の生活や仕事をキャンセルして被災地に駆けつける勇気には感動いたしました。間違いなくそこには「絆」がありました。

今のコロナ禍には「絆」が薄れたように感じます。マスクをしていないと叩かれ、自粛要請に従わない飲食店が叩かれ、小規模店舗は十分な協力金をもらっていると叩かれ、医療従事者の子どもでさえ保育園に行けない始末、善良な国民が善良の国民を叩き合うようになりました。

コロナは全世界規模の大災害です。みんな困っています。みんな日々闘っています。今こそ「絆」ではないのでしょうか。

 

今年の夏祭りは?

私事ですが、仲良くしてくれるご近所さんがおります。70歳を越えたご年配のご夫婦ですがとても元気。私みたいな虚弱者より数十倍は元気ではないかと思うくらい朝から元気。朝早くからお花のお手入れ、児童の通学の誘導を率先して・・どこにそんなパワーがあるのかと日々思う次第です。そんな元気なご高齢者がたくさんいらっしゃいます。仲良くなった経緯は町内会の「夏祭り」です。

町内会に属していたつもりではなかったのですが、年会費だけは払っていました。思い返せば入居時に必然だったのかもしれません。

当時、会社員だった私は「仕事を休んでまで参加しない」と何年もお断りしておりましたが、巡り巡って役員に選出されたのでしかたなく参加しました。正直しんどかったのですが、何を手伝うのか親切に教えてくれました。平均年齢70歳?という環境でしたが、働きだすとテキパキと圧巻。テントを立てているのはおじいちゃん達、町内会館の台所には皆で食べるお昼ご飯を作るおばあちゃん達。提灯を取り付けるのは元電気工事士の78歳のおじいちゃん。やぐらに登って金槌たたいているのは元とび職の70歳のおじいちゃん。みんな楽しそうにはしゃいでいました。誰もさぼらないし、文句も言わない (たまに言うけど)。わたくしは重い荷物運びという任務を遂行させていただきました。夏祭りには近所の若い夫婦や子ども達が大勢きました。(少子化なのにこんなに集まる?って思うくらい)参加して解ることありますよね、本当に楽しかった。

昨年はコロナ禍で中止となった「夏祭り」ですが、今年はどうなるのでしょうか?

私の個人的な意見ですが、町内で主宰する行事はとても大切なことです。同じ地域に住みながら顔や名前すら知らないのでは災害時に声を掛け合い、助け合うことすらないのではと思います。町内会という小さな共同体に属しているからこそ顔なじみになったり、助け合えるのではないでしょうか。「遠くの親戚より近くの他人」といいますが、昔はお隣に味噌を借りに行くなんて「そんなことあるかい!」と笑っておりましたが、お互い困った時は助け合う。それくらい近い存在を保つことで実は自分自身の安全も守られていたのでしょうね。

高齢化で自治体、町内会のパワーが弱くなってしまう前に、体力のある若者が必要です。知識は高齢者が持っています。足りないのは体力です。

ご近所さん皆、同じ共通点があります。この広い日本からその地を選んで、ここで暮らそうと決めた人達の集合体、いわば仲間です。近所のスーパー、コンビニを共有しているんです。道ですれ違う他人ではありません。

是非皆さまも町内会のイベントには参加してみてください。意外と楽しいですよ。

もうすぐ桜の開花

寒暖差がありますが、日々暖かくなってまいりましたね。「サクラ」も待ちわびているのではないでしょうか。神奈川県の今年の開花予想日は3月16日で、満開は3月25日です。ちょうど緊急事態宣言が明けるころには「サクラ」が咲き誇っているのでしょうね。もちろんお花見での飲食は禁止でしょうが、見るだけでも楽しみです。晴れた日にちょっと出かけて桜並木をゆっくり散歩するだけで、心身の疲れが一瞬で飛びますよ。是非皆さまもお試しください。本当に不思議な花ですよ~!

このサクラの木、全国各地にどこにでもある身近なもので多くの人から愛されていますが、その歴史は奥深く一言で語れません。ざっくり説明すると、日本の固有種は11種類の野生種があり、これらの変種が100種類以上、さらに育成された栽培品種が200種類以上、細かく分類すると600種ほどあるんですって。江戸時代に河川の整備に伴って護岸と美観の維持のために「柳」や「桜(ソメイヨシノ)」が積極的に植えられたそうです。

現代の私たちが今、当たり前のように楽しんでいる桜の原点は、優良な固体を接げ木などの方法で何世代にも渡って品種を守り、新しい試みを続けてくれた先人達の技術と努力の結晶です。もちろん専門家が桜の知識、技術を受け継いで日々研究されていらっしゃるのでしょう。

私たちに出来ることは、お花見を楽しみむことです。そして次の世代にもお花見の楽しみ方を伝えていくことなんでしょうね。数百年後も「お花見」という素晴らしい行事が愛されるように!

緊急事態宣言 延長へ

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2ヶ月間に渡る長い自粛生活もあと少しというところで、1都3県の緊急事態宣言は2週間の延長となりました。

2週間の根拠は、対コロナ病床を圧迫している重傷者の回復を目指し、ホテルなどで隔離生活を送っている中等症の患者さんを病院へ受け入れること。そして新規感染者の拡大防止対策。いわゆる医療切迫の事ですが、隔離の患者さんも重症化してしまうことがあるので適切な措置と思います。まずはゆっくりお身体を癒して元気に退院していただけることを切に願います。

解除基準は「一週間平均で140名程度」になることを初めて宣言しましたが、はたして2週間で間に合うのでしょうか。東京都の新規陽性者数が200~300名から鈍化しています。この平均140名って昨年7月~8月頃の新規陽性者数です。ちょうど「Gotoトラベル」が始まった頃の水準です。新型コロナが季節的要素があるならば「冬になれば感染拡大する」と言われていたので、冬に感染拡大は当然ですし、この140名を達成できるのは夏までは難しいということになります。

そもそも、今年1月8日からの緊急事態宣言の解除基準は東京都の新規陽性者数1週間平均で500名でした。その500名を下回っても、やれ医療崩壊だ、やれリバウンドだ、やれ変異ウイルスだ、と不安を煽るように延長を繰り返してまいりましたが、次はどのような理由を付けて延長するのでしょうか。

不要不急の外出自粛、夜の飲食店だけにしぼった時短営業要請では新規陽性者は減るとは思えません。この2週間の延長での経済被害は7,000億円。失業者数は30,000人とテレビニュースでも不安を煽っています。こんな報道必要ありますか?その枠に入ってしまうかも知れない人には恐怖ですよ。

私の自宅近くにある小さな公園にも行き場を失ってしまったのでしょうか、ダンボールで覆われた小さなテントがひっそり佇んでおります。

政府は昨年より多くの支援金、助成金、給付金と財政出動してくれておりますが、一部に届かない人もいるのです。経済を取るか、人命を取るか、どちらを選んでも批判されることは当たり前のこと。ですが「どちらも取らない」ように見受けられます。

もう身近に感じられる脅威は「新型コロナウイルス」ではなくなりました。

時は命なり。元気に育つアマリリス

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「時は金なり」といいますが、金じゃありません「生命」と思います。時間は買うことができます。徒歩30分の距離を移動するのに金があればタクシーを利用して5分に短縮できます。どんなに大金を積んでも「健康に生きること」はできません。お花を育てることで実感します。

私がお世話している「アマリリス」も元気に育っています。ちょうど年明けの2回目の緊急事態宣言が出された頃に育て始めて2ヶ月ほど経ちました。

右側に蕾が伸びてきています。もうすぐ咲きそうですね。最初は鉢からちょこっと芽を出していた小さな球根だったのに、たった2ヶ月でここまで育ちました。ただただお水を少しづつあげているだけなのに。

ここにも命があることを実感します。毎日すくすくと育つアマリリスもいつか花を咲かせて枯れるでしょう。はかない命を最期まで大切に育ててみます。また花が咲きましたらご報告しますね。