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はなでか社長のひとりごと

値上げの7月

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今日から電気料金やガス料金、多くの食料品が値上げです。とはいえ昨年から幾度も値上げを重ねているので慣れてきてしまいました。電気代にいたってはこの1年で3割以上、毎月のように上がっていますし、スーパーでは魚介類や精肉の値上げも感じとれます。たしかに1ヶ月の生活費も2~3万円ほど増えていますし・・・

最近では玉ねぎの高騰が衝撃でした。北海道の干ばつや中国からの輸入減少が原因と言われていますが、生鮮野菜や魚介類のように生産量の減少をすぐに小売価格に転嫁できればいいのですが、飲食店はそうもいかないようですね。材料費が上がってもすぐに値上げできないうえ、値上げに踏み切っても数十円くらい。これを企業努力といえるのでしょうか・・・材料の高騰、光熱費の高騰をカバー出来ているのでしょうか?薄利のしわ寄せは必ず人件費に繋がります。アルバイトさんやパートさんの人数を調整し利益を確保しなければなりません。さらに追い討ちでこの危機的な場面でも最低賃金1,500円と目標に立てるのは酷ではないでしょうか・・・

電気料金やガス料金は値下がる要素はありません。しばらくは値上げが続くでしょうし、仮にエネルギー価格が下がったとしても一度上げた料金を下げることも難しいと思います。次は最低賃金アップという課題があります。

今年の3月、小麦の政府売渡価格が決まりましたが。昨年のアメリカの干ばつなどが影響して17%も高騰しました。今年10月の政府売渡価格はロシア・ウクライナ侵攻の影響でどこまで高騰してしまうのか。小麦を多く使用する飲食店はどこまで価格転嫁できるのか?

仮に、想像できないくらい食材が高騰したら飲食店はどうなってしまうのだろうか・・食材ロスを避けるために作り置きは無くなり受注生産。コンビニやお弁当屋さんは全品冷凍弁当で注文の都度、温めるだけになるかもしれません。居酒屋や飲食店は「完全予約制」で食品ロスと人件費を削減するかもしれません。どこかの知事が「食品廃棄ゼロ」などと言いだしそうです。店舗の無いデリバリーが重宝されるかもしれません。

高くても食べたい物がお金を払えば手に入れられるうちは感謝しなければ。