海老名市・大和市・座間市・綾瀬市の葬儀社

はなでか社長のひとりごと

コロナ禍でのお葬式に変化

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10月1日「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」の全面解除となりました。とはいえコロナ禍の前のような生活に急には戻れませんが、少しづつお葬式にも良い兆候が見えてまいりました。

厚木市斎場さんは「新型コロナウイルスにより亡くなられてしまった方、またその疑いがある方」の葬儀式場の利用の制限を緩和してくださいました。

これまでのコロナ患者さんのお葬式は「火葬されるだけ」のイメージが強く、納得のいくお見送りが難しかったところですが、一部の制限が残るとはいえ式場でのお通夜・告別式ができる事になりました。菩提寺さまのご理解もいただければお経をいただくことも可能です。

一部の制限とは、これまでの感染防止対策はもちろんですが、お棺の蓋を開けてのお別れだけは叶いません。お棺の小窓からのご対面に限られますが、これまでより大きな前進と思います。

波のように新規陽性者が増減する中でも満員電車で通勤せざるを得ない方もいらっしゃいます。収容人数を制限しても観客をいれるイベントも行われています。コロナ患者さんのお葬式も感染予防さえ徹底すれば「十分なお別れが出来る」はずです。このまま収束に向かうことを願って止みません。

今後も油断せず感染防止対策に協力して参りたいと思います。

コロナへの心構え

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東京都に続き人口の多い神奈川県でも自宅療養患者が増えているそうです。先週13日に横浜で行われた「令和3年度第4回神奈川県感染症対策協議会」の資料を調べてみました。

この感染拡大の背景は「自粛疲れ」「夏季休暇」による神奈川県民の油断が原因のようなことが書かれておりますが、「オリパラ」とも書かれております。神奈川県はオリパラによる感染拡大を公表しているようです。

画像:今季夏の特有の問題

わたくし自身が感染したことがないのでどのような段取りを取るべきなのか、いざという時のマニュアルも機能出来なくなっているようです。仮にPCR検査で早期発見しても入院はもう出来そうもありませんし、自宅療養での家族への感染対策もわかりません。もし重症化してしまったときのも適切な対応すら行えそうもありません。テレビやマスコミでの情報が偏っているため、コロナ患者だけが受け入れてもらえないのか。事故や怪我、その他の疾患ではちゃんと受け入れてくれる病院があるのだろうか。

医療従事者の皆さまや介護施設の皆さまには心から感謝申し上げます。コロナ前の平時でも救急外来の医師や看護師皆さまは過酷な労働条件で働いていらっしゃるのに、社会から批判されながらも1年半以上戦い続けておられます。葬儀社として病院内や介護施設に出入りすることもあり、その張り詰めた空気に押しつぶされそうになります。医療従事者皆さま、どうかお身体をご自愛くださいませ。あなた方がいなくては安心して生きて行く事すら出来ません。

「コロナはただの風邪」ではありません。このまま感染拡大すれば経済も医療も破壊されてしまいます。とはいえ生きていく為には人の流れは止められませんし・・考えてもキリがないので感染防止対策を頑張ります。

やっぱり出ました 「消費増税」

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いつまで新型なのか「新型コロナウイルス」の感染拡大による緊急事態宣言も北海道、広島県、岡山県にまで拡大してしまいました。対象エリアにお住まいの皆様には健康面でも経済面でも本当に大変な事態かとお見舞い申し上げます。お酒の提供が出来ない居酒屋さん達をはじめ、多くの産業でのダメージは計り知れません。5月31日までの2週間ということですが、延長にならないことをお祈り申し上げます。

そんな中で消費増税の話が出て来ましたね・・1997年以降の超緊縮財政と度重なる消費増税で20年以上デフレ経済にコロナショック。3回の緊急事態宣言で倒産・廃業で職を失うかと不安が残る中、ここで増税ですか?・・・なんでもプライマリーバランスの黒字化目標を諦めていないとか。財務省に忖度する経済同友会がまとめた提言書では2026年度から毎年1%づつ引き上げて最大19%にする目標とのこと。

消費税は1%で約2.5兆円の税収になります。我々国民の資産が2.5兆円消えていくことです。疲弊する経済下でさらなる「消費に対する罰金」を科すことはもはや犯罪ではないのでしょうか・・

 

 

 

アメリカの葬儀費用の支援

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アメリカのニュースですが、アメリカ国内でコロナ感染でお亡くなりになった方は55万人を超えてしまいました。アメリカのFEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)は、昨年2020年1月20日まで遡ってコロナ感染症でお亡くなりになった方やそのご家族に葬儀料金を最大で9,000ドル (およそ100万円) を支援するそうです。国籍問わず、中には不法移民の方もいらっしゃるそうですが、合法的なアメリカ滞在者が申請すれば支給されるそうです。

FEMA(フィーマ)とは国土安全保障省の一部で洪水や震災、ハリケーン、原子力災害など様々な被害に対して、家屋や工場の再建や企業活動、行政活動の復旧を資金面から支援する政府機関です。

昨年の11月頃のニューヨーク市ではコロナ第一波で大勢の方が犠牲となり、急遽用意された遺体安置施設(冷蔵トレーラー)で600名近いご遺体が安置されたようです。身元不明で近親者が見つからなかったり、葬儀費用の問題もあり埋葬待ちの状態だったそうです。身元が解っても不法移民や貧困問題で費用の捻出で悩まれたことかもしれません。そんな悲しい葬儀を営まれたご家族には今更かもしれませんが、無いと有るでは雲泥の差です。これで身寄りのいない方人も費用の問題が解決されて埋葬され、ようやく安心して眠ることができることでしょう。

日本でもコロナ感染者はご納得のいかない淋しいお葬式しかできません。故人に触れることすら出来ないのに葬儀代だけはしっかりかかります。アメリカのような「公助」があれば、キレイなお花を毎日添えたり、立派なお仏壇を購入できたり、コロナ収束後にはお別れ会や偲ぶ会などを執り行なう足しになるのではないでしょうか。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進む国では、かつての日常を取り戻そうという働きが加速しているそうです。1日でも早い収束を願って止みません。

2類感染症の恐怖

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どうやら緊急事態宣言は期限通り、21日で解除されそうです。毎日新聞と社会調査研究センターが行った1都3県の世論調査では「延長するべき」という声が57%に上ったそうです。夜の飲食店に絞ったような緊急事態宣言ではこれ以上の効果が見込めなかったのでしょう。依然として新規陽性者数は下げ止まったままです。「2類感染症と同等」の対応を求められる医療現場や火葬場は宣言下と同様の対応は続きます。

昨年新型コロナウイルスが中国やアメリカで爆発的に感染拡大していたころに未知のウイルスとして「2類感染症と同等」と位置付けられました。皆さまもご存知の通り「2類感染症」は結核などと同等で、患者さんは隔離しなければなりません。感染力が強かったコロナウイルスでは患者さん全てを隔離するなど出来なかったので、自宅療養や2週間のホテル自粛を余儀なくされた訳です。隔離生活をされた皆さま、そのご家族は経験されたことのない措置に戸惑い。本当に大変で不安だったと思います。

しかし日本は中途半端な対策でした。昨年、日本では「2類感染症」と指定されたコロナが全世界で蔓延している中、Gotoキャンペーンを強行して旅行や飲食を盛り上げてみたり、ひとたび陽性者数が増えれば「気が緩んでいる」と自粛を要請してみたり。こんな経済対策ではワクチン接種したところで、何度も繰り返すだけと感じざるを得ません。2類感染症の恐ろしさを皆、忘れてしまっていませんか?

これまでコロナ感染症で8,500名以上の方が亡くなられています。実際、直接の死因がコロナウイルスでなくても、感染していれば「2類感染症」で死亡の扱いになってしまいます。指定感染症のご遺体は速やかに火葬をすることが法律で決められておりますので、いくら望んでもお葬式を執り行なうことは叶いません。場合によってはお顔すら見ることも叶いません。これがどれほど悲しく、辛いことなのか・・・残されたご遺族の無念は計り知れません。

日本人は感染者が少ない。若い人は重症化しにくいから平気。ではなく「2類感染症と同等の扱いを受けることになる」ということだけは忘れないでいただきたく思います。どうやらオリンピックも開催しそうですし、どさくさでGotoキャンペーンも再開するかもしれません。経済を回すことも大事ですが、せめてコロナが解明されて2類感染症から5類感染症に格下げされるまでは、大切な家族や友人の為にも感染しないように闘いましょう。

 

自助には限界がある

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今朝は久しぶりにまとまった雨が降りました。きっと我々を悩ませる空気中の花粉やコロナウイルスも排水溝へと流れたことでしょう。この雨は今日、明日と続く予報ですが、来週の火曜日あたりは桜の開花に期待が持てそうです。お花見での飲食は出来ないと思いますが、並木道を遠くから眺められれば良いかなと思っております。

緊急事態宣言も再延長か?と先行き不安もありますが、春は別れもあれば出会いの季節でもあります。桜とともにコロナ禍ともサヨナラして、清々しい新しい生活を取り戻して元気な新年度を迎えられることを祈っております。

最近では非正規雇用の雇い止めや所得の減収などの話が身近にも増えました。自治体が主催する食料支援など厚木市や綾瀬市でも積極的に行われています。食品ロスになろう余剰な食品を広く集めて困窮者に配布されます。自宅に余っているような未開封で常温保存が出来て、消費期限が2ヶ月以上あるような乾麺や缶詰、調味料などが好ましいそうです。そんな余剰食材がある個人宅は少ないと思いますが、少量でも受け付けてくれます。

すぐ近くに困っている人たちがいます。みんな被災者です。どんなに頑張っても自助だけではどうしようもない事はあります。政府も2人親世帯も対称の臨時給付金を出す方向で調整に入っていますが、支給日はまだ先になりそうです。

私もいつか誰かの支援を受けなければ生きていけなくなることもあるかもしれません。食べるものがない恐怖は計り知れません。小さなお子さんがいる世帯ならなおさらです。私もささやかながら協力させていただきたいと思います。

 

延長か?解除か?

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これまで国内で新型コロナウイルスに感染された444,000名を越える皆さまにはお見舞い申し上げますとともに、8,463名の犠牲者皆さまに心からお悔やみ申し上げます。さて3月21日まで予定されている緊急事態宣言。東京都の新規陽性者数が200~300人に下げ止まる中、解除まで10日ほどとなりましたが、また不安を煽るニュースがネットで話題になっているそうです。

解除後にお花見や歓送迎会で気が緩めれば5月にはまた東京都の新規陽性者数が1,000人になり再度緊急事態宣言発動になのではないか。と東京大のチームがまとめたとの事。

この1年、誰もが嫌ってほど感染防止対策をしてまいりました。マスクはもちろん、手指の消毒などなど。自分の為、大切な人の為、みんなの為に頑張っています。気が緩んでいるのではなくて働かないと生活ができない人もいます。テレワークができない業種は外出自粛は無理な話です。

人が動けば感染拡大に繋がるかもしれませんが、メリハリのない緊急事態宣言を延長するのか、解除しては緊急事態を繰り返すのか慎重に判断していただければと願うばかりです。しかし変異ウイルスも拡大しているようですし、ワクチンも行き届くまで時間かかりそうですし、不安定な生活はまだ続きそうです。

緊急事態宣言 延長へ

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2ヶ月間に渡る長い自粛生活もあと少しというところで、1都3県の緊急事態宣言は2週間の延長となりました。

2週間の根拠は、対コロナ病床を圧迫している重傷者の回復を目指し、ホテルなどで隔離生活を送っている中等症の患者さんを病院へ受け入れること。そして新規感染者の拡大防止対策。いわゆる医療切迫の事ですが、隔離の患者さんも重症化してしまうことがあるので適切な措置と思います。まずはゆっくりお身体を癒して元気に退院していただけることを切に願います。

解除基準は「一週間平均で140名程度」になることを初めて宣言しましたが、はたして2週間で間に合うのでしょうか。東京都の新規陽性者数が200~300名から鈍化しています。この平均140名って昨年7月~8月頃の新規陽性者数です。ちょうど「Gotoトラベル」が始まった頃の水準です。新型コロナが季節的要素があるならば「冬になれば感染拡大する」と言われていたので、冬に感染拡大は当然ですし、この140名を達成できるのは夏までは難しいということになります。

そもそも、今年1月8日からの緊急事態宣言の解除基準は東京都の新規陽性者数1週間平均で500名でした。その500名を下回っても、やれ医療崩壊だ、やれリバウンドだ、やれ変異ウイルスだ、と不安を煽るように延長を繰り返してまいりましたが、次はどのような理由を付けて延長するのでしょうか。

不要不急の外出自粛、夜の飲食店だけにしぼった時短営業要請では新規陽性者は減るとは思えません。この2週間の延長での経済被害は7,000億円。失業者数は30,000人とテレビニュースでも不安を煽っています。こんな報道必要ありますか?その枠に入ってしまうかも知れない人には恐怖ですよ。

私の自宅近くにある小さな公園にも行き場を失ってしまったのでしょうか、ダンボールで覆われた小さなテントがひっそり佇んでおります。

政府は昨年より多くの支援金、助成金、給付金と財政出動してくれておりますが、一部に届かない人もいるのです。経済を取るか、人命を取るか、どちらを選んでも批判されることは当たり前のこと。ですが「どちらも取らない」ように見受けられます。

もう身近に感じられる脅威は「新型コロナウイルス」ではなくなりました。

「脱マスク」 いつ訪れるのか

医療関係の友人と「マスク生活はいつまで続くのか」そんな題材で話をしました。根拠のない不毛な会話ですのでどうかお許しを。

①ワクチン接種に期待

ワクチン接種は受けた方の感染確率と重症化リスクが低くなりますが「感染しない、感染させない」という意味ではマスクは外せません。仮に日本を鎖国して国民全員にワクチン接種して完全収束させることが出来たら可能性はあるのかもしれませんね。それでも数ヶ月はかかります・・オリンピックもあるし、海外渡航者やビジネス入国、インバウンドと言っているうちは無理ですが。

②国民の自主性

日本でマスクをしていない人はもういません。もし堂々と人混みを歩いているようなことがあったら、とんでもないことになるでしょう。国民ひとりひとりが自主的にマスクを外し、その風潮がゆっくり広がっていくという事は考えられません。医療機関を圧迫する「二類感染症」から「五類感染症」に見直せれば変わるかもしれません。

③脱マスクのきっかけはWHO?完全に妄想ですのでお許しを。

水際対策に成功した国、台湾でさえも未だにマスク着用を続けています。いつどこの国が最初に脱マスク宣言するのでしょうか。もうここまで恐怖を煽ってしまったら国レベルでは判断できないような気がしますね。WHOの呼びかけで全世界が同日、同時刻に一斉にマスクを外そうと宣言しない限り、終わらないのではないのでしょうか。

 

日本全国でお亡くなりになった7,000名の方々とそのご家族、ご親戚、ご友人の皆さまのお気持ちは無念極まりないこととお察しします。心からお悔やみ申し上げます。未だ重傷者も650名以上いらっしゃいます、軽症で自宅療養なさっている方々はもっと大勢いらっしゃるでしょう。皆様のご回復をお祈り申し上げます。

「2類感染症と同等」の位置付けが外れないうちは絶対に生き残ってください。近年は「お葬式をしない」とお考えの方もいらっしゃいますが、「お葬式すらできない」とでは全く違います。ご本人のため、残されるご家族のためにも頑張って「感染しない」「感染させない」「感染しても死なない」で頑張りましょう!

国産の不織布マスク

そういえば・・いつからマスクを着けているのだろう?

昨年の1月中旬、中国でマスクや医療器具が不足し、日本は支援物資を迷うことなく贈呈し感謝されておりましたね。そのわずか2週間後には日本国内のマスクが不足し、店舗から消えました。マスク転売もこの頃から始まりましたね・・・

高額でも買えればいいほうで、いつもマスクを探しておりました。ネットで購入した海外製品は薄っぺらくて口が透けてみえるほど酷かったし、ゴムがすぐに取れてしまったり・・当時は手作りマスクなんて発想はなかったので、洗って繰り返し使っていましたよね。

5月の終わり頃に抽選でようやく手に入れた日本製の不織布マスク。

手元に届くころには少しづつ中国産の安いマスクが出回り、そのありがたみが薄れてしまいましたね。マスクと関係のなかった国内企業にマスクを作らせておいて、中国からの輸入が再開されると店舗には中国産マスクが並ぶ。もういまさら抽選で高額のマスクを買う方はいないでしょう。

今後またマスク不足に陥ることがあっても国内企業は再度、大量生産できるのでしょうか・・いまこそ生命に関わる医療品などは輸入に頼らず自国で生産し、潤沢に供給できるよう確保するべきではないのでしょうか。