海老名市・大和市・座間市・綾瀬市の葬儀社

はなでか社長のひとりごと

新型コロナの脅威

カテゴリー:

こんにちは。はなでか社長です。今日もダラダラと話します。

先日、北海道での陽性者数が1日で200名を越えたとニュースを見ました。札幌を中心に感染が拡大しているようで、GO TOキャンペーンで旅行者が増えた影響なのか、冬を向かえ空気が乾燥しているのでは、など言われておりますが、今後の新規陽性者数には注意が必要ですね。

あまり恐れていては経済が回らないのは承知の上で行っているキャンペーン、誰もが予想できた結果とはいえ、経済を活性化させないと失業や自粛による心の病が増え、自死を選ぶ人が増えることも事実。自死が増加していることはマスコミでも取り上げておりますが、私が取り上げたいのは新型コロナに感染された人の死です。1,800名を超えてしまいました。

ご高齢者や基礎疾患をお持ちの方が大半で、海外に比べると小数。だから過剰に恐れることはない・・・といえばその通りではありますが、その1,800名の皆さんは面会謝絶であったり、隔離された最期を迎えました。その家族は火葬やお骨上げにすら立会えなかったのです。

大切な家族が亡くなりお葬式はもちろん、声をかけたり、触れてあげることすら叶わずお骨だけが手渡される。ひどい話ですよ。緊急事態宣言解除してから半年、新型コロナの対策は3密での予防、手指の消毒、マスク着用などしていれば経済は回せると伝えているのに、感染したら隔離、亡くなったら火葬だけ。感染したらいきなり脅威になってしまう訳です、意味がわからない。

現在、各火葬場によって感染者の火葬にわずかな対応の違いがあります。厚生労働省のガイドラインに沿って、濃厚接触の家族以外の親戚ならお骨上げが可能、棺の上に花束を手向け火葬炉に入るところから立会える、など。まだまだ十分ではありませんが、努力をしてくださっています。

新型コロナは手洗いうがい、マスク着用、手指の消毒で予防できると言うなら、一刻でも「お葬式しても大丈夫です」「過剰な反応しなくても大丈夫」と厚生労働省のガイドラインを改定していただきたいと思っております。人から人に飛沫感染するウイルスならば、呼吸をしていない遺体からの感染予防は難しい話ではないと思います。

とはいえ、全世界で感染拡大をしている脅威。この収束はいつ来るのか