海老名市・大和市・座間市・綾瀬市の葬儀社

はなでか社長のひとりごと

高速道路と渋滞

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2020年、2021年とコロナ規制されていた3年ぶりのゴールデンウィーク。家族でお出掛けされた方、故郷へ帰省された方、皆さまはどのようにお過ごしになられたのでしょうか?

よく、「葬儀屋さんに連休はあるの?」とやさしくお声を掛けてくださる方もおられますが、スタッフは交互に休んでおります。私の今年のゴールデンウィークは事務所と葬儀場と自宅の往復。外食は一度だけ「すき家の牛丼サラダセット」をいただきました。また朝の通勤時間に道路が空いていることに連休の醍醐味を感じております。

ゴールデンウィークに限らず連休中は「どこに行くにも混んでいる」。行楽地やテーマパークが混んでいるのは活気があって良いのですが、たどり着くまでと帰りの移動だけでも疲れてしまいますね。新幹線などの列車は混雑していても時間通り目的地に着きますが車はそうはいきません。各高速道路渋滞はニュースを見ているだけでも過酷さが伝わってきます。パーキングエリアも混雑しているでしょうし、簡易トイレなどの対策もしなければならないでしょうし。今に始まったことではありませんが、そんな渋滞も連休の醍醐味と楽しむことが大切なんでしょうね。

日本の高速道路や幹線道路は首都圏でこそ網羅されていますが、各地へ向かう主要道路が少なすぎますよね。

フランスやドイツの制限速度60km以上の幹線道路は網目のように繋がっています。「こっちは渋滞だからこっちから行こう」と容易に回避できます。しかし日本の高速道路はほぼ一本道。途中で降りても道路が繋がっていないため、その分余計に遠回りすることになるかもしれません。

日本国土の7割が山間部。連なる山と渓谷だらけでその隙間を河川が走っています。トンネルを掘ったり、橋を掛けたりと平野部に道路を作るより数倍の時間、技術とお金がかかるそうです。トンネルのトータル距離は世界一とも言われております。ただでさえ難しい整備の極めつけが地震大国であること。さまざまな問題が交通インフラ拡大の妨げになっているのですね。

日本もドイツのように網目状に道路を張り巡らせれば、流通の生産性向上はもちろん都市部一極集中から分散して地方活性化も期待できるでしょうが、同時に長閑な景観を損なうことにもなるのでしょうね。どちらにしても難題ですし既存のインフラの老朽化の対策もありますし・・。

わたくしはただ、そんな南北縦長の幹線道路の少ない日本で、たった63円で全国に送れるハガキ、たった1,000円程度で日本各地へ届けてくださる宅配便。運送業務に従事されている方々の日々の努力と工夫に感謝するとともにドライバーさんの安全をお祈り申し上げます。