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はなでか社長のひとりごと

「災害大国」 日本人の強さ

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昨晩、石油ストーブに灯油を入れようと、電動ポンプのスイッチを入れてもうんともすんとも動かず。電池切れかな?と思い、単一電池を入れ替えようと「電池ボックスを探してみても予備の買い置きなし。そもそも単一電池って滅多に使わなくなりましたね。我が家では石油ストーブの着火スイッチと電動ポンプだけです。単三電池や単四電池を使う機器はたくさんあるんですけどね。電動ポンプは便利ですが、やはり「醤油ちゅるちゅる」と呼ばれる手動ポンプのありがたさを感じました。

今さえ良ければいい。とは思いませんが、買い置きしたり、予備を持たない生活をしていると、いざと言う時に余りにも無力を感じます。コンビニやスーバーでいつでも買いに行くことは出来る生活を続けていた結果です。

皆さまはいざという時の「災害対策」をされておりますか?悲しいことに日本は「世界屈指の災害大国」と呼ばれております。あらゆる災害がいつでも起こることを前提に向かい合っていなければならない日本人。どんな災害があるのか調べてみました。

まずは震災ですが、日本の国土面積は全世界のたった0.28%しかありません。しかし全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こり、全世界の活火山の7.0%は日本にあります。全土を海で囲まれている豊かな日本の悲劇は津波です。もう思い出したくも無いですね・・・

次は台風による災害です。毎年のように台風が上陸し、豪風や大雨の危険をもたらします。国土のほとんどが山岳地帯で細長い日本の河川は急勾配になります。大陸をゆらりと流れる大河と違い急流のため河川決壊の危険も。また大雨は土砂災害も引き起こします。富山県を流れる常願寺川は源流から河口までの標高差が3,000メートルあるのに対し、川の長さはたったの56kmです。滝のような急流になります。また東京都の江戸川をはじめ、荒川や隅田川、中川など住宅地よりも高い所を流れる「洪水氾濫域」と呼ばれる面積は日本の国土の10%を占めていて、ここに日本の人口の51%、日本の持つ資産(財産)の75%が集中しているそうです。

また、日本は世界でも有数の雪国です。「世界ではもっと雪の降る国があるだろう」と思っておりましたが、北海道札幌市、青森県青森市、石川県金沢市など人口の集中している都市部での積雪量は世界トップクラスなんだそう。大雪による被害は交通、流通にもおよび経済的損失、孤立集落さえすぐに救えません。もちろん、雪下ろしなどの除雪作業など危険が伴います。たまにしか降らない神奈川県に住んでいると鈍感になります。

さまざまな自然災害と戦い続けている我々日本人。だからこそ災害時にお互いを助け合い、協力して復興再建を遂げてきたのでしょうね。夜も安心して外出ができることも、その共助の精神が先人たちから受け継がれているのでしょう。

緊急事態宣言も解除できるくらい新規陽性者数も減少傾向。このウイルス災害も乗り越えて、より強い絆が生まれることを願ってしまいます。