今年の夏祭りは?
カテゴリー:はなでか社長のゆるゆる無駄話
私事ですが、仲良くしてくれるご近所さんがおります。70歳を越えたご年配のご夫婦ですがとても元気。私みたいな虚弱者より数十倍は元気ではないかと思うくらい朝から元気。朝早くからお花のお手入れ、児童の通学の誘導を率先して・・どこにそんなパワーがあるのかと日々思う次第です。そんな元気なご高齢者がたくさんいらっしゃいます。仲良くなった経緯は町内会の「夏祭り」です。
町内会に属していたつもりではなかったのですが、年会費だけは払っていました。思い返せば入居時に必然だったのかもしれません。
当時、会社員だった私は「仕事を休んでまで参加しない」と何年もお断りしておりましたが、巡り巡って役員に選出されたのでしかたなく参加しました。正直しんどかったのですが、何を手伝うのか親切に教えてくれました。平均年齢70歳?という環境でしたが、働きだすとテキパキと圧巻。テントを立てているのはおじいちゃん達、町内会館の台所には皆で食べるお昼ご飯を作るおばあちゃん達。提灯を取り付けるのは元電気工事士の78歳のおじいちゃん。やぐらに登って金槌たたいているのは元とび職の70歳のおじいちゃん。みんな楽しそうにはしゃいでいました。誰もさぼらないし、文句も言わない (たまに言うけど)。わたくしは重い荷物運びという任務を遂行させていただきました。夏祭りには近所の若い夫婦や子ども達が大勢きました。(少子化なのにこんなに集まる?って思うくらい)参加して解ることありますよね、本当に楽しかった。
昨年はコロナ禍で中止となった「夏祭り」ですが、今年はどうなるのでしょうか?
私の個人的な意見ですが、町内で主宰する行事はとても大切なことです。同じ地域に住みながら顔や名前すら知らないのでは災害時に声を掛け合い、助け合うことすらないのではと思います。町内会という小さな共同体に属しているからこそ顔なじみになったり、助け合えるのではないでしょうか。「遠くの親戚より近くの他人」といいますが、昔はお隣に味噌を借りに行くなんて「そんなことあるかい!」と笑っておりましたが、お互い困った時は助け合う。それくらい近い存在を保つことで実は自分自身の安全も守られていたのでしょうね。
高齢化で自治体、町内会のパワーが弱くなってしまう前に、体力のある若者が必要です。知識は高齢者が持っています。足りないのは体力です。
ご近所さん皆、同じ共通点があります。この広い日本からその地を選んで、ここで暮らそうと決めた人達の集合体、いわば仲間です。近所のスーパー、コンビニを共有しているんです。道ですれ違う他人ではありません。
是非皆さまも町内会のイベントには参加してみてください。意外と楽しいですよ。