台湾産パイナップル
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台湾パイナップルをご存知でしょうか。日本では1つ800円くらいするそうで、ちょっと高額ではありますが芯までやわらかくて、とても甘くて美味しいそうです。パイナップルといえばフィリピン産がおなじみですが今、注目は台湾産。
これまで日本への輸出量は少なくて主に中国へ渡っていましたが、今年は中国が台湾パイナップルの輸入を禁止したので日本にもたくさん回ってくるそうです。パイナップルの収穫は今が最盛期、日本への第1便はネットでもすでに完売とのことで、2便、3便と早ければ4月下旬には近くのスーパーに並ぶそうです。私は今まで食べたことがなかったので、楽しみです。
台湾と言えば東日本大震災時での圧倒的な支援です。台湾の財団法人「佛教慈済慈善事業基金会」の日本の分会による、被災地への支援物資をはじめ、カレーライスやトン汁など温かい炊き出しなどをいち早く行った団体です。また、台湾では甚大な被害を見て、チャリティー番組にて支援を訴え、集まった義捐金は250億円にもなりました。台湾の人口が2,357万人なので1人当たり1,000円強になります。台湾の小学生たちが「日本加油!(日本がんばれ!)」と募金活動する光景には感謝しかありません。言葉や文化はちょっと違いますが「絆」で結ばれています。また、復興の建設工事にも支援は続いたそうです。復興が本格的になったころに最初の団体旅行客を送ったのも台湾だったそうです。
今年2月13日深夜に東北地方で大きな地震が起きた際にも、蔡英文総統は「日本の皆さんが無事でいることを信じています。これからも日本を応援する気持ちが変わることはありません。日本の皆さんにとって支援が必要であれば、いつでも台湾はかけつけます。」と暖かいお言葉をいただきました。
急遽行き場を失ったパイナップルに農家さんも悲鳴を上げる中、他国も日本政府も台湾パイナップルを爆買いしております。というか1つ残らず買ってほしい。市場に出回ったら今度は我々日本人がちょっとでも恩返しできる場です。機会があったら是非、台湾パイナップルいかがでしょう?
食レポは後日公開します。