骨壺の選び方 2
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ご火葬後、故人様のお遺骨を収める「骨壺」
ひと昔前は、白い無地のものが殆どでしたが、
最近では、絵柄が入ったものなど、様々な種類から選んでいただけるようになりました。
もちろん、シンプルなものを好まれる方はたくさんいらっしゃいますが、
より、故人様らしいものをお求めになる方が増えているように感じます。
骨壺の種類は本当にたくさんあり、悩まれる方が多いですが・・
その中で、故人様らしいものをお考えの方に、
他にはない骨壺として人気なのが「名前の彫刻」です。
ご趣味やお好きだった色や季節など、イメージに合った絵柄の骨壺をお選びいただき、
そこにお名前を刻むと、故人様のための、たった一つの骨壺になります。
消えることのない刻まれた文字は深みがあり、仕上がりはとても綺麗です。
( ↑ 他にも様々な絵柄からお選びいただけます)
お名前の刻字は、デザイン性のことだけでなく、
「この壺は〝誰のもの〟か、すぐにわかるように」と、
先々のことをお考えの上で、ご依頼いただく方も多いです。
骨壺は、お葬式が終わり、ご自宅に帰り、その後ご納骨でご自宅を離れても、ずっと残るものです。
そんな「ずっと残る骨壺」に、少しこだわってみるのも素敵ですね。
最後に、実際にお手伝いさせていただいたご遺族の中での、個性的な骨壺を紹介します。
そもそも骨壺は、お遺骨が十分に収まる容器で納骨に支障がなければ、どんな器でもいいのです。
もちろん葬儀社から購入せずに、ご自分で用意しても問題ありません。
あるご遺族は、ご趣味の陶芸で故人様のために手作りの骨壺を用意されました。
※各市区町村の条例や火葬場により異なる場合があるため、事前に確認が必要です
お身内の方の手作りの壺はとても素晴らしいもので、
市販の品にはない、人の手の温かみに溢れた、言葉にできない魅力がありました。
また、あるご遺族は「自分たちの手で骨壺に描きたい」というご希望から、
真っ白な骨壺に、家族みんなで故人様へのメッセージを書くことになりました。
カラフルな色の手書きの文字やイラストは、
なんだか「骨壺」ということを忘れてしまうようなハートフルな作品でした。
ご家族の愛情がこめられた骨壺は、故人様もきっと喜んでくれているでしょうね。