色々な「〇〇葬」
カテゴリー:お葬式の豆知識,よくある質問
先月17日に亡くなった、ロック歌手内田裕也さんのお別れ会が、
明日「Rock’n’Roll 葬」として執り行われるそうですね。
近年では葬儀の多様化が進み、様々な形式の葬儀が執り行われるようになり、
いろんな種類の「〇〇葬」という言葉を耳にするようになりました。
今回は、その中でもよく使われている「〇〇葬」を、いくつか紹介したいと思います。
「家族葬」とは、家族と親族、ごく親しい友人だけで行う小規模の葬儀です。
最近では選ばれる方が多く、一般的な葬儀のかたちになりつつあります。
遠いご親戚や、ご友人など、どこまでの範囲の方にお声をかけるべきか、
葬儀を執り行うご家族皆様で考えておくことが大切です。
「直葬」とは、お通夜、葬儀を行わず、火葬だけを行うことをいいます。
しおんでは「火葬式プラン」にてご案内しております。
故人の遺志やご家族のご都合など、選ばれる理由は様々ですが、
〝葬儀を行わない〟ということを、ご親戚やご家族皆様ご納得の上、決めていただきたいと思います。
また、菩提寺様がいらっしゃる場合は、ご理解いただくことが必要です。
「無宗教葬」とは、宗教的な儀式を行わない葬儀です。
宗教にとらわれない自分らしい葬儀への、強いこだわりがある方が希望されることが多いです。
一般的な葬儀の宗教儀式にかわる〝これを行いたい!〟という内容を、
具体的にしっかりイメージされておくことが必要です。
「密葬」とは、後日改めて「本葬」を行うことを前提とした葬儀です。
ごく限られた身内だけで行う「家族葬」と混合して使用していることがありますが、
別の形の葬儀です。
【例】
・有名人や著名人が亡くなり、大規模な葬儀を想定して準備期間が必要な場合
・海外で亡くなり現地で火葬しなければならなかった場合
・近親者が葬儀に参列できない日程だった場合
※葬儀の内容は地域や宗派などにより異なることがあります
現在よく使われている「〇〇葬」の種類を、少しですが紹介させていただきました。
よく耳にするものから、斬新なものまで、まだまだたくさんの「〇〇葬」があります。
葬儀とは本来、宗教的な意味合いが強い儀式ですが、時代と共に少しずつ変化しています。
今後もご紹介していきたいと思いますので、お葬式をお考えの際はご参考いただければ幸いです。