受け継がれる美「九谷焼」の骨壺
カテゴリー:しおんのお手伝い,商品の紹介
日本にはさまざまな焼き物がありますが、その中でも「九谷焼」は、ひときわ華やかさが魅力です。色鮮やかな茶碗やお皿、ぐい呑みなど、伝統的な五彩の絵付けや職人の手仕事が生み出す芸術的な美しさは、多くの人に親しまれています。
そんな九谷焼ですが、実は骨壺も作られているんです。✨
一般的なものと比べると高価ですが、その美しさから、大切な方を偲ぶものとして鮮やかな色彩と品格を活かした九谷焼を選ばれる方も少なくありません。
今回は、そんな九谷焼の歴史と魅力、骨壺としての特別な存在感をご紹介したいと思います。 🙂
この記事のポイント
・九谷焼の歴史と魅力
・骨壺としての九谷焼の魅力をご紹介
九谷焼は、石川県で生まれた伝統工芸で、約360年の歴史を持つ美しい陶磁器です。
その始まりは17世紀、加賀藩の支藩・大聖寺藩の九谷村で陶石が発見され、窯が築かれたことに由来します。
九谷焼は一度途絶えたものの、19世紀に復興し、独自の発展を遂げました。
九谷焼の最大の特徴は、その鮮やかな色彩と華やかな絵付けです。✨
「青(緑)、黄、紫、赤、紺青」の“五彩”を用いた装飾が施され、力強くも繊細な美しさを持っています。
伝統的な花鳥風月の絵柄から現代的なデザインまで幅広く、まるで絵画のような芸術性の高さが魅力です。
一般的な白磁の骨壺も素敵ですが、九谷焼は一つひとつ職人が作り上げた芸術作品のような美しさを持っています。単なる収骨容器というだけでなく、故人様への敬意と感謝の気持ちをかたちにするものとして多くの方に選ばれています。
九谷焼の特徴である“五彩”の色使いが、骨壺にも生かされています。✨
伝統の技が光る繊細な模様や、上品な輝きを添えた華やかなデザインなど、どれも気品あふれる仕上がりです。
華やかさと落ち着きを兼ね備えた佇まいは、ご供養の場にふさわしい品格を感じさせます。
ご納骨する場合も、お手元供養としてご自宅に置く場合も、九谷焼の骨壺は年月を経てもその美しさが変わらないという特徴があります。
陶磁器ならではの耐久性の高さもあり、大切な方を偲ぶものとして長く寄り添うことができます。
~ ご覧いただきありがとうございました ~
大切な方を偲ぶ場所だからこそ、ふさわしいものを選びたい――。九谷焼の骨壺には、そんなお気持ちに寄り添う、美しさとあたたかみがあります。色彩豊かな絵柄には、職人の想いと受け継がれた技が息づき、いつまでも優しく心に寄り添ってくれるようです。
「これがあの人らしいな」「この模様、きっと気に入ってくれたかも」―― そんなふうに感じられる瞬間があれば、それこそが心を込めた最良の選択なのかもしれません。
~ 掲載内容について ~
ご不明点やご質問がございましたら、しおんのフリーダイヤルまでお気軽にお問合せください。
24時間いつでも繋がります。 🙂