笑い過ぎですか?
カテゴリー:業務中のスタッフブログ
先日、ご家族が遺影写真を選んでいる時のことです。📷
故人様の笑顔いっぱいのお写真を見ながら、少し戸惑ったように「笑いすぎでしょうか?」とおっしゃいました。
そのお写真の表情はとてもあたたかく、スタッフの目から見ても本当に素敵な一枚。「こちらがいいと思います!」とお伝えすると、ご家族も「この表情が一番その人らしい」と微笑まれ、最終的にその写真に決まりました。
遺影写真に決まりはありません。その方らしさが伝わる一枚をご家族が「これだ」と思えることが何より大切だと、改めて感じた出来事でした。 🙂
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こうして、ご家族が微笑みながら遺影写真を選ばれる姿を見ていると、お葬式のかたちも少しずつ変わってきているのを感じます。
数々のお葬式をお手伝いしているスタッフから見ても、最近は悲しみの中にもその人らしさやあたたかさを大切にしながら、明るくお見送りされる方が増えてきたように思います。
~ スタッフが見る最近の傾向 ~
最近のお葬式では「明るく見送ってあげたい」と考えるご家族が増えているように感じます。
私たちがお手伝いをした中でも、故人様がお好きだった明るい色のお花を飾ったり、思い出話に花が咲き、会場に笑い声が響くこともめずらしくありません。
特に、笑顔の遺影写真を選ばれる方が増え「いい写真だね!」と、ご参列皆様の会話が弾む場面によく出会います。
お葬式といえば、静かに慎ましく…というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
ですが、最近は「その人らしく送りたい」「笑顔でありがとうを伝えたい」という思いで見送られることも増えています。それは決して不謹慎なことではなく、ご家族にとっても故人様にとっても、あたたかく心に残る時間になるのではないでしょうか。故人様のあたたかさを感じながら過ごすひとときは、ご家族にとっても大切な時間になるように思います。
「笑い過ぎですか?」と少し戸惑いながらも、ご家族が故人様らしい笑顔の遺影写真を選ばれた出来事から、最近のお葬式の変化を改めて感じました。📷
かつては「お葬式に笑顔なんて…」と思われることもあったかもしれませんが、今では、大きく笑った遺影写真も、笑顔で明るく見送ることも、自然な選択肢のひとつになっています。
~ それぞれのお別れのかたち ~
お別れのかたちに「こうしなければならない」という決まりはなく、それぞれのご家族が大切に思う送り方があり、一つとして同じお葬式はありません。
笑顔で思い出を語り合うのも、涙とともに見送るのも、どちらもその方を大切に思う気持ちに変わりはありません。
どうか、ご家族が「これが一番あの人らしい」と思える納得のかたちで、大切な時間を過ごしていただければと思います。
私たちも、その想いに寄り添いながら、お手伝いできればと願っています。
ご覧いただきありがとうございました。
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