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お葬式のしおんブログ

お彼岸とは?1 ~期間と過ごし方~

もうすぐ「秋のお彼岸」の季節がやってきますね。🍂
私たちの暮らしの中で大切にされてきたこの季節行事は、ご先祖様に感謝を伝えるとともに、自分の心を穏やかに整えるひとときになります。

今回の豆知識ブログは「お彼岸」について、期間や過ごし方を解説します。

 

この記事のポイント
・お彼岸の期間
・そもそもお彼岸とは?
・お彼岸の過ごし方

 


お彼岸は、春と秋の年に2回です。
毎年、春は「春分の日」秋は「秋分の日」を中日として、その前後3日間を合わせた7日間がお彼岸の期間です。

2024年 秋のお彼岸の期間

 


そもそも「彼岸」とは、仏教の言葉で、三途の川の向こう側のご先祖様の世界を「彼岸」、
私たちが今生きている世界を「此岸」といいます。
彼岸は西、此岸は東に位置するとされています。

お彼岸の中日の「春分の日」と「秋分の日」は、昼と夜がまったく同じになる日です。
この日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので「彼岸」と「此岸」がもっとも通じやすい日だと考えられ、この時期にご先祖様を供養するようになったといわれています。
諸説あります

 


一般的には、お墓参りなど、ご先祖様のご供養をします。
また、この期間は自分自身の心と向き合う機会とされています。

六波羅蜜(ろくはらみつ・ろっぱらみつ)
お彼岸は、ご先祖様に感謝を表し「六波羅蜜」という仏教の教えに基づく行動を意識する時期でもあります。

お彼岸は、自分自身も心の平安を得る大切な期間です。
ご先祖様への感謝の気持ちを大切にしながら、この「六波羅蜜」を意識することで、心に少しでもあたたかさを感じられたら素敵ですね。

 


お彼岸は、地域社会や仏教を信仰する家庭において、古くから続けられてきた先祖供養の行事として大切にされています。
一方で、宗教観や価値観の多様化により、お彼岸を文化的な習慣や家庭の行事として捉える人も増えています。
現在のお彼岸は、必ずしも仏教の教えに基づく形式ではなく、自分たちのライフスタイルに合わせたかたちで過ごすことが一般的になってきました。

時代と共にお彼岸のかたちは変わりつつありますが、その根底にある「先祖を敬い、感謝する心」は、今も変わらず受け継がれています。

 

ご覧いただきありがとうございました。
みなさまも、このお彼岸の時期に、ご先祖様を思い出しながら心穏やかにお過ごしください。 🙂