見守っています
カテゴリー:業務中のスタッフブログ
先月ご葬儀を終えられたご家族が、
とても素敵なことをおっしゃっていたのでご紹介したいと思います。
ご家族とのお打合せは、ご葬儀の形式、式場や日程の決定後、
祭壇やお棺、骨壺などの種類を詳細にご相談させていただきます。
その日、ご家族がお選びになった骨壺がこちら。
壺に「覆い」を被せるのではなく、こちらは布張りの桐箱に壺が入るタイプのものです。
箱の中央は透明の窓になっていて中の壺が見える様に作られています。
故人様のお名前を刻字したり、絵柄入りの壺をお選びいただいた際、
「壺自体のデザインが見えた方がいい」とお考えの方にお勧めするタイプです。
壺が入ると、この様に見えます。
ご葬儀を終えて、故人様はこちらの壺でご家族と共にご自宅にお帰りになりました。
その後、弊社の担当者がご自宅におじゃますると、ご家族がおっしゃいました。
「いつもこの窓から見ていてくれてる。」
お遺骨飾りは、いつもご家族皆様が過ごしているリビングが見渡せる所です。
ご家族が壺を見るのではなく、
窓から「故人様がご家族を」見守っているのですね!
きっと生前と同じように、ご家族団欒の賑やかなリビングで、
故人様も一緒に過ごしているのでしょう。
故人様とご家族の絆と故人様を想うお気持ちに、心があたたかくなった日でした。
同時に葬儀社として、そんなご家族のお気持ちを大切に今後もお手伝いできればと思います。