色々な「〇〇葬」2
カテゴリー:お葬式の豆知識,よくある質問
時代と共に、様々な葬儀のかたちが増えてきていて、
最近では、本当に色々な種類の「〇〇葬」という言葉を耳にするようになりました。
前回は、そんな「〇〇葬」の種類を、いくつか紹介させていただきましたが、
葬儀だけでなく、火葬後お遺骨を供養する方法も「〇〇葬」といわれています。
今回は火葬後の「〇〇葬」を、いくつか紹介したいと思います。
「自然葬」とは、お遺骨を墓地に納骨するのではなく、自然に還す葬送のかたちです。
お遺骨を細かく砕いた遺灰を海や山にまく「散骨」だけでなく、
直接土の中へ「埋葬」する方法も「自然葬」の一つです。
「樹木葬」とは、墓石のかわりに樹木を目印としたお墓のことです。
また、山や林に散骨する方法も「樹木葬」といいます。
多くの「樹木葬」は、目印となる一本の木の周囲にお遺骨を埋葬する方法ですが、
お寺や霊園によって、価格や仕様が違う様々な「樹木葬」があります。
「海洋葬」とは、お遺骨を海に散骨する葬送のかたちです。
海洋葬を行っている民間企業に依頼し、船で沖に出て散骨するのが一般的です。
海洋葬は、単独で行う場合と、他のご遺族と合同で行う場合があり、
それぞれご希望により料金が変わります。
また、ご遺族が船に同乗せず、代理で散骨してもらうことも可能です。
「宇宙葬」は、1997年にアメリカで始まりました。
お遺骨を専用カプセルに納めて、衛星ロケットで地球の軌道上に打ち上げます。
お遺骨を乗せたロケットは、地球の周回軌道上を回り、最後は大気圏に突入します。
現在の「宇宙葬」もアメリカで行われていますが、日本で窓口になっている民間企業もあり、
そのプラン内容や散骨の方法は、徐々に増えてきています。
葬儀と同様、埋葬の方法も、お墓に納骨するだけではなく、様々なかたちがありますね。
こんな埋葬のかたちをお考えの方、ご興味のある方は、どうぞお気軽にお問合せください。