海老名市・大和市・座間市・綾瀬市の葬儀社

はなでか社長のひとりごと

白米への想い

こんにちは。はなでか社長です。今日もどうでもいい話をしたいと思います。

先日、スタッフから頂いた「吾郎兵衛米」早速試してみました。炊き上がった時の香り、艶々していてモチモチとした食感、噛めば噛むほど甘みが出てくる。冷めてもキラキラしてとても美味しいお米です。「日本人でよかった~」と思います。とても貴重な体験ができました。

お米と言えば1993年におこった米騒動を思い出します。記録的な冷夏によって一時的な米不足になり、小売店から米が消えるといった現象でした。なんでも稲作農家さんでさえ自家用のお米を購入する事態にまでになったそう。そりゃ一般家庭にまで行き届かないですよね。あの時はタイ米やカリフォルニア米などの代替品が市場に出回り、チャーハンにしたり、カレーにしたり調理方法など皆さまも苦労したのではないでしょうか?

その当時の私は18才。人生で一番大食いだった頃です。あの頃は本当によく食べました。満腹になれば満足で味なんかどうでもよかったんでしょうね、タイ米やカリフォルニア米は「美味しくない」「パサパサしている」そんな印象でしょうか?私はそんなこと関係なくひたすら食べていました。だから美味しくなかったという記憶がないんです。今だったら比べてしまうんでしょうね、きっと。

あの騒動から30年くらい経ちますが、一度も「お米がない」なんて事がないのがステキですよね。台風による冷害や風害、猛暑による水不足など自然の驚異があったのにも関わらず安定した供給が出来ていることに感謝しかありません。

私も少し忘れていました。当たり前のように食事をしておりましたが、どんな食材にしても生産者の命を賭けた努力があります。食べるものがあることに日々感謝して今日もおいしく「いただきます!」

 

 

お米が美味しい季節ですね

こんにちは。はなでか社長です。今日もゆる~いひとりごとです。

「食欲の秋」って言いますが素敵な言葉ですよね。四季のある国だからこそ実感する季節の言葉。最初に言った人って天才ですよ。他にも「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」「音楽の秋」「睡眠の秋」などなど・・なんでもいいのかな?っていうくらい「~の秋」がありますが、今回は「食欲の秋」を考えてみました。

類似する言葉で「収穫の秋」というのもあります。現代では季節問わず美味しいものを食べることができますが、昭和40年頃までは季節に応じた食材しか収穫できず、その収穫量も気候の変化で増減していたそうです。秋は主食になるお米が実ること、そのほか多くの食材が旬を迎えることから「食欲の秋」といわれるそうです。他にも野生動物でクマやイノシシなど、食料が少なくなる冬に備え、たくさん食べて脂肪分を蓄えること、人間は冬眠はしませんが動物の本能のように秋は食欲が増すって言われているようです。(諸説あり)

私の通勤途中には水田が広がっていて、5月頃には田植えが行われています。スクスクと育つ稲を見守るのも好きで、黄金色に実った稲が愛おしい。刈り入れをお手伝いしたくなるくらい。もちろんそんなスキルがないので足手まといになるから手伝わしてもらえないでしょうけど。

はなでか社長は毎年30キロを購入します。このお米は山形県の農家さんから直接購入しています。しおんスタッフのご近所さんが山形出身でそこの自家製。毎年楽しみでしょうがない。スーパーで購入するくらいの金額で販売してくださるので幸せ。「お米さえあればなんとかなる」と本気で思っております。

はなでか社長は大食いです。昔話ですが学生の頃は1日1升食べておりました。明太子でペロリ。納豆でペロリ。目玉焼きでペロリ。ちょっとのおかずさえあればお腹いっぱい大満足です。今では加齢と共に小食になってきましたが、一食で2合くらい無いと不安な気持ちになります。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあります。稲が成長すると実を付け、その重みで頭の部分が垂れ下がっていく事。「頭を垂れる」という言葉は「相手を敬い自分を謙る」意味があり「立派な人ほど謙虚な姿勢である」とのこと。稲は青々と空に向かってまっすぐに成長し実を付ける。その過程で夏の日差しが照りつく暑い日もあれば冷夏、水田の水不足や台風の強風など過酷な環境を乗り越えて黄金色に成熟します。もちろん勝手に育つわけではありません。細心の注意を払い、害虫や鳥たちから水田の管理、毎日見守ってくれる農家さんがいらっしゃっての事。農業って子育てと一緒なんですね。田植えから刈り入れまでのおよそ90日くらい。人生の縮図そのものですね。

秋の味覚「お米」は食生活には欠かせないものでもありますが、人生を諭してくれる大切な植物でもありました。