海老名市・大和市・座間市・綾瀬市の葬儀社

はなでか社長のひとりごと

10月から値上げ 食料品

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9月30日まで延長されていた27都道府県の緊急事態宣言、まん延防止の全面解除はおおむね決定のようです。飲食店への時短要請継続などまだまだ不安もありますが感染防止対策をより強化してまいりたいと存じます。

「10月1日からも元気いっぱいに」と思ったのも束の間で、さまざまな値上げが目立ってきました・・・

タバコ税の増税・・喫煙者同士で「いくらまでなら吸い続けますか?」みたいな不毛な話題で盛り上がるので逆に楽しくなってしまいます。価格の問題もありますが自分の部屋以外では堂々と楽しむことが出来ない時代ですし止め時ですね。

マーガリンなどの油脂類も10月から値上げです。この他にも家庭用食用油は11月に値上げが発表されております。深刻な原材料高騰で食用油の値上げは今期1年間だけでも4回目、合わせて1kgあたり100円以上の値上げです。唐揚げやトンカツ、天ぷらやフライは老若男女問わずみんなの大好物、唐揚げ店も値上げしてしまうのでしょうか・・

輸入小麦も深刻です。小麦は国内の需要の9割ほどを輸入に頼っています。政府が計画的に輸入して製粉業者などに売り渡す仕組みで、その価格が19%引き上げられるそうです。製粉会社商品の値上げは確実です。小麦の価格上昇は麺類、パン類に直結します。飲食店も値上げに踏み出すでしょうし、何より家庭に大打撃です。生産地の天候不良は我々の生活に直結します。すでに他の穀物類や大豆、精肉類も輸入に頼っている食材は輸送料金の高騰で価格高騰の予兆があります。最近の葉物野菜の価格が不安定ですし、もやしの生産者皆さまにありがたさをしみじみ感じます。どうか大豆価格は上がらないように祈るばかりです。

どんなに価格が上がっても食べなければなりません。天候不良やコロナ禍による一過性の事件であってほしいと願っておりますが、食料がまだ豊富にあることが奇跡なのかもしれません。様々な食材が手ごろな金額で食べられることが奇跡だったのかもしれません。日々感謝して食べないといけないと再認識いたしました。

 

素晴らしき日本の秋

日本語には四季折々の素晴らしい表現がございます。「暑さ寒さも彼岸まで」

もう間もなく秋のお彼岸入りです。期間は9月23日の「秋分の日」を中日に前後3日間がお彼岸です。9月20日が「彼岸入り」26日が「彼岸明け」です。日頃からご先祖さまを大切になさっておられる方にはこの7日間が特別という訳ではありませんが、日本古来の大切な風習に習い私もお墓参りに行こうと思います。

ところで4ヶ月ほど前に「田植え」について書きました。毎朝の通勤途中の田んぼを眺めてまいりましたが、いよいよ収穫が迫ってまいりました。

青々とした稲穂が顔を出し始めたと思っていたら、あっという間にここまで成長しました。この4ヶ月間、生産者さん達の努力と愛情をいっぱい受けて、雨の日も風の日も乗り越えて来たのかと思うと涙が出ます。(年々涙脆くなって行く私)

「実るほど 頭が垂れる 稲穂かな」とことわざにございます。「立派な人ほど謙虚な姿勢である」稲が成長すると実を付け、その重みで実(頭)の部分が垂れ下がってくる。立派に成長した人間、つまり人格者ほど頭の低い謙虚な姿勢であるという稲と稲穂を成長していく人間に例えていることわざです。

幾多の困難な時代を生き抜いて来られたご年配の皆さまから見れば、私はまだまだ「苗」かもしれません。人生を語れる人格者ではありませんが「苗」は皆さまのお力添えがなければ枯れてしまいます。立派な稲穂を実らせることが出来るようお見守りいただけると幸いです。

 

ご先祖皆さま、また来てね~

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今日は16日、お盆の最終日になりました。迎え火を焚いてお迎えしたご先祖皆さまの3泊4日の楽しい旅行もいよいよ大詰めです。夕方にはお帰りになられるので慌てて荷物をまとめておられます。

忘れ物はございませんか?お土産はお持ちになられましたか?・・・うちのご先祖は皆さまお年を召しているので心配です。

手作りのハイヤーを用意いたしましたので、ゆっくりと現代の夜景を眺めながらお帰りくださいね。また来年お待ちしております。

 

 

災害級の豪雨

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広島県の安芸地方では大雨洪水、土砂災害の危険に晒されていますが時間を追うごとに深刻になっております。江の川上流が氾濫したというニュースも速報で入りました。下流地域にお住まいの皆さまのご無事を心から願っております。

九州北部を中心に線状降水帯が覆い、福岡、長崎でも災害級の豪雨が長時間続いているそうです。今後1週間ほど油断が出来ないということで、土砂災害など本当に心配です。大災害に繋がらないことを願って止みません。

 

この雨で熊本県の球磨川も氾濫の危険が発表されました。この球磨川は記憶に新しく昨年7月にも氾濫し50名以上が犠牲になりました。昨年も「100年に一度」と言われていました。今年の5月にも氾濫危険水位に達したこともあり、何度も危険に晒されています。度重なる豪雨で治水工事も追いつかないのでしょうか・・・

そんな球磨川地域にお住まいの皆さまのお気持ちを思うと胸が締め付けられます。この短期間で数回も危険に晒されて、どんだけ不安な時間を過ごされているのかと・・そんな危険と隣り合わせでもその地を捨てずに食いしばって生活しているんです。なんとか安心して生活が出来る河川工事が進むことを願っております。

とある情報番組のコメンテーターで熱海の土砂災害のニュースで「危険な場所に住むことはリスクがある、安全な場所へ引っ越しを視野に」みたいな事を言っていたコメンテーターがいましたが、完全に根無し草ですね。その地を愛し、地域共同体の中で力を合わせて開拓した土地を簡単に捨てれる訳ありません。

「数10年に一度の豪雨」が毎月のように各地で起こっております。もうどこでどんな災害が発生してもおかしくはありません。事前の準備と災害への備えを十分に確認することが大切と感じます。

 

台風でもお盆入り。迎え火は?

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日本の伝統行事の中で誰でも知っているお盆。

今日13日はあなたのご先祖がお越しになられる日です。ご先祖が迷わないための目印に「迎え火」を焚いてお迎えいたしますが、あいにく関東では今日は夕方にかけて台風が来てしまいそう。雨風強いと迎え火は危険なので無理をなさらないようにしてください。たとえ迎え火が無くても「ご先祖さま、お帰りなさい」と家族で声を揃えて呼びかけてください。すぐに気づいてくださいますよ。

ご先祖は13日の夕刻にお越しになられて、16日まで滞在されます。その間にお墓参りに出かけたいのですが、14日には台風も通り過ぎていることでしょう。気持ちよく晴れた日に丁寧にお墓参りしましょう。

ご先祖様は今夜、必ずお越しになられます。家族だけでも明るい笑顔で気持ちよくお迎えしましょう。(東京都一部地域では7月13日~16日にお盆を迎えることが多いそうですね)

 

因みに直系血族のご先祖だけでも大勢いらっしゃいます。

あなたの親は2人、祖父母は4人、曾祖父母は8人・・・10代遡ると1,024人のご先祖がいらっしゃいます。今を生きる我々は顔すら知るはずもなく、会話をしたこともないのですが、間違いなくご先祖の血が流れており、子を想う愛情の連鎖で生まれてきました。人は一人じゃないんですね。

 

台風8号に気をつけましょう

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朝からオリンピックの話題が中心のテレビニュースですが、東北から関東にかけて上陸する台風8号の情報は控えめかなと感じます

それほど生活に影響が出ないくらいの台風規模なのでしょうか?

中心気圧 992 hpa  最大瞬間風速 20m/s

ちょっとよく解りませんが、大型の台風ではないようです。

この台風8号は非常に珍しい進路で上陸するそうですね。私も日本の台風といえば、沖縄や奄美大島から偏西風にのって四国や近畿、関東へ進行し東北で熱帯低気圧に変わるといった印象です。各地の台風上陸を現地レポーターが雨風の情報をリアルタイムで伝えてくれるので、事前に警戒できるのですが、誰も住んでいない太平洋から直接本州に上陸されると、どこまでの対策すればよいのか判断が鈍りますよね。

弊社の相談所も以前に台風被害に遭い、看板が飛ばされてしまいました。幸いに歩行者への怪我や事故は無く、ご迷惑かけることだけは避けれましたが、今でも台風には敏感に反応してしまいます。

突然起こる震災と違って進路やタイミングが予想できる台風ですが、二次災害の危険の方が問題です。大雨による土砂災害や河川の決壊など、住宅などの動かせない財産の被災は避けられないかもしれませんが、自分の命は自分の行動だけで守れます。防災は大げさなくらいが丁度良いといいます。

自分の命を守れる人は他の人も守れる力があるはずです。愛する人や大切な人はもちろん、ご近所の人や通りすがりの他人でも守れるはずです。

自宅や職場周辺は市区町村役場にもある災害マップなどで緊急避難すべき場所を事前に調べておいてください。決して他人事ではありません。

 

GDP 5.1%減

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内閣府より2021年1月-3月期のGDP(国民総生産)の一次速報値が出ました。実質GDPは対前期比で1.3%減、年率換算で5.1%の減。四半期別でも1月-3月期は国や企業の決算月、お正月商戦などGDP増の期間とはいえ、昨年11月以降の感染拡大、年明けの2回目の緊急事態宣言の影響では消費は増えるわけ有りませんね。

自粛や休業要請が続く4月-6月期もさらに落ち込むと予想されています。昨年2020年は4.6%減。ざっくり計算すると日本のGDPが550兆円くらいなので25兆円が吹き飛んだことになりました。我々国民一人当たりにすると20万円の所得が失われた訳です。ニュースでもリーマンショックを超えて戦後最悪と報道しておりましたが、それでもまだ自助?自己責任なのでしょうか?ならば我々国民は何をすればいいのでしょう?政府は何をしてくれるのでしょう?それでも復興税や消費増税でしょうか。

悪い数字だけを伝えられても経済素人の私には良くわかりません!

さすがにこの異常事態に政府はどのような喚起策を打ってでるか、期待しております。

待っていました!台湾パイン

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先月から待ちに待った「台湾パイン」が近所のスーパーに並びました!

「八百屋さんのおすすめ」「いま売れてます」と元気にアピールしていて、あっという間に売り切れそうなところをなんとか購入することができました。私が想像していたより小振りでしたが、ズッシリと重くて瑞々しい感じ。ちょっとお値段が高い分、期待してしまいます。  早速カットしましょう!

缶詰でお馴染みのパイナップルはドーナツ型、中心に固い芯があるものと思っていましたが、包丁を入れるとサックリと切れました。ジュワっと溢れる果汁にビックリ!もはや飲み物です!少し歯ごたえはありますが、歯に引っかかるような繊維質も少なくて芯まで食べれるというのは本当でした。果肉は溶けるような食感で完熟。酸味もありますがとても甘~い!結局1人で食べきってしまいましたが、今度はスタッフ達にも食べてもらおっと。

先日の台湾での列車脱線事故で多くの死傷者が出てしまいました。お亡くなりになられた皆さまへのご冥福を心からお祈りすると共にお怪我された皆さまに心からお見舞い申上げます。

エイプリルフールか?年金カット法

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今日は4月1日は「エイプリルフール」です。日本では「嘘をついていい日」のイメージが定着していますが、英語圏では「冗談=Joke ジョーク」,「いたずら=Trick トリック」 や「悪ふざけ=Prank プランク」と表現するそうです。日本語の「嘘=Lie ライ」は英語圏では「嘘つき」などと悪いイメージが強いそうです。英語で会話する機会なんて無いのですが、言語の持つイメージにも気を配ることが大切と感じます。(私事ですが、最近ちょっと英語の勉強中です)

昨年の4月1日はの阿部前総理が「新型コロナウイルス感染症対策本部」を開催し、急激にマスク不足に陥っていた社会に布製マスクを配ると宣言をした日でもあります。当時は「嘘でしょ?」「エイプリルフールだから?」などとネットでもテレビでも揶揄されてしまいました。失礼な言い方かもしれませんが、いま思うと批判ばかりで可哀想でしたね。

今年はもっと悪いニュースで、2016年に物議を呼んだ「年金カット法」が2021年4月分 (6月分)から適応されます。今期の減額幅は0.1%に留まりましたが、厚生年金で月額約22万円の夫婦世帯では228円の減額、国民年金の満額では66円の減額となります。コロナ禍で自粛生活で疲弊しているところに減額という非情な知らせ「この程度で済んだ」ではありません。さらに来年2022年、2023年は減額幅が拡大することが既に見えております。年金額は毎年見直されております。計算方法はザックリ言うと主に3つの要素で決まります、①物価スライド、②実質賃金水準、③マクロ経済スライドです。

① 物価だけ上昇すると同じ物を購入しても買える量が減ってしまい、一定の年金受給額では生活が圧迫されてしまいます。よって物価の上昇と共に年金額も上昇させて生活水準を一定に調整しています。

② 保険料を納めている現役世代の賃金(給料)水準が増えれば、納める保険料も上昇して年金額の上昇にも繋がります。

③ マクロ経済スライドは2004年に導入された制度です。ちょっと聞きなれない言葉ですが、ザックリ言うと少子高齢化を計算に入れることです。年金受給者が毎年増えていく中で、保険料を納めている現役世代の人数や賃金が少なくなったりすると収支のバランスが保てなくなるということです。よく言われている現役世代○人で高齢者を○人支えているという構図です。

この「年金カット法」は物価より現役世代の賃金が減ったら年金を減らそう、物価が下がったら年金も減らそうなどと改悪された法です。ちょっと言い換えれば、物価が上昇していても賃金水準が下がっていたら、年金も下げようと言う事。なんとしても年金額を減らしたいようです。

2021年4月から減額される年金の計算はコロナ前の2017~2019年の賃金減少を元に計算されています。来年2022年の計算は消費増税の影響がありますし、再来年の2023年はコロナ禍の影響を踏まえた計算になります。昨年2020年の実質賃金の減少は緊急事態宣言下の自粛でボーナスカットや休業・廃業による失業者数など尋常ではありません。今年の0.1%の減額より10~20倍くらいの減額が予想されているそうです。

 

同一労働同一賃金

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4月1日から中小企業にも適応される「同一労働同一賃金」このコロナ禍で疲弊している多くの中小企業には対応の準備だけでも大変かと思います。とはいえ労働する側にはとても大切な制度ではあります。非正規やパートでも正規と変わらない労働でも給料や福利厚生で格差が生じることは辛いことです。しかし責任を背負わされた従業員との差別化をしなければならないのも事実。正規の給料に合わせて待遇を上げるか、非正規に合わせて待遇を下げるか、互いに歩み寄るか。いかにモチベーションを高める対応策が問われます。本当に大変なことですね。

売上げ好調で体力のある会社であれば強気に行けるでしょうが、消費増税やコロナで疲弊してしまった中小企業では解雇、非正規雇い止めが増えてしまうかも知れません。昨年から失業者の増加は著しく拍車がかからないことを切に願います。会社の決めた方針に納得できなくて声を上げようものなら解雇の候補者になってしまうかもしれません。黙って従わなければならない人が出てしまう事があれば本末転倒。

デフレ経済に「同一労働同一賃金」や「70歳就業法」は中小企業には定着が難しいのかもしれません。ちなみに今年の夏くらいに「最低賃金引き上げ」なんて話もありますが、もし法案が可決されることがあったらと思うとゾッとします。