海老名市・大和市・座間市・綾瀬市の葬儀社

はなでか社長のひとりごと

玉ねぎをいただきました!

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先日、ご近所の奥様から玉ねぎを頂戴しました。価格が落ち着くまで様子みていたのですが、とても有難いことです。お買い求めになられた品でなく、シェア畑という活用されていない農地をで栽培されたとか。誰でも気軽に野菜作りができてシェア仲間で協力し合っているそうです。自給自足なんて素晴らしいですね。とても瑞々しく甘くって、とても美味しくいただきました。

ちょっと気になったので価格が3倍まで高騰した玉ねぎについて調べてみました。国内の玉ねぎの生産量の約60%が北海道産。一昨年は水害、昨年は干ばつで不作だったとか。収穫量は約20%減。(例年1,000kgとすると800kgしか取れなかった)もっと300kgくらいまで減ったのかと思いましたが・・・

市場の原理が良くわからないので一概に言えませんが、20%収穫量が減ると我々の価格は3倍になるという事です。玉ねぎは他の野菜に比べて栽培期間が長くて、9月にタネを撒いて苗を育てます。11月に苗を植え冬を越して5月から6月に収穫されるそうです。手間も時間もかかるのですね。あまり意識したことは無かったとはいえ、感謝して食べなければバチが当たりますね・・

 

電気料金の影響

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電気料金はどこまで上がるのでしょうか・・家計への負担も気にはなりますが、注目するべきは「産業用電力」の価格です。「日本の電気代は世界一高い」と言われており、中国や韓国の3倍。日本経済の稼ぎ頭である機械自動車製造業、重化学工業の大企業では毎月3~8億円の電気代が掛かるそうです!桁が凄すぎて庶民には考えられない金額です。ほんの数円の値上げが大打撃になることも頷けます。

日本の電力は契約電力の大きさによって大きく業務用と産業用と2つに分かれていますが産業用の価格は家庭で使う電気より安価ではありますが値上げが止まりません。2010年は13.65円/kwhでしたが、今年2022年6月の価格は22.10/kwhと約70%アップしました。2010年の電気代が3億円の工場が2022年に5億円に膨れたのですから低価格競争の日本で従業員の給料が上がるわけありません。しかも今年の夏、冬には電力制限をかけるとか罰金を取るとか・・工場が稼動しなければ生産数の減少だけでなく雇用も減少します。電力の問題はとても難しいことではございますが、何かしらの手当てをしなければ日本経済の要が倒れてしまいます。

「グローバル化」と日本を離れていた企業の中にはコロナ禍やウクライナ侵攻、人件費や資材の高騰など様々な理由で国内回帰を切望している企業もあるそうです。国内に戻ってきてもらうチャンスです。それだけ雇用も増え、地域活性化され元気な日本に戻れるかもしれませんね。

整列~!

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今年も始まりましたね!「田植え」のシーズン到来です。まだまだ幼く頼りなさそうではありますが、キチッと整列している姿に圧巻です。「今年も何かやってくれる!」と期待してしまいます。

私はただただおコメを買って食べるだけの一消費者ではございますが収穫までの間、日々すくすくと成長していく姿を眺めて楽しんでおります。

私は高価な食材を受け付けない特殊な体質です。シャトーブリアンや大間の黒マグロなど食べたことがありません。自家製のぬか漬けと炙った海苔、白米さえあれば十分です。基本的に食費のかからない人間ですが、おコメだけは贅沢しております。山形県庄内平野の「はえぬき」、長野県佐久市の「五郎兵衛米」を顔見知りの農家さんから購入しております。送料の分ちょっと割高ではありますが注文の都度、精米してくださるので美味しいです。また地元の座間産「ひまわり米」も購入しております。これもメチャクチャおいしい。

ちなみに私ひとりがこの1年間で消費したおコメは60kgでした。日本人のおコメ年間消費量が一人当たり50kgなので、平均よりちょっと多めに食べているようです。では60kgを生産するためにはどれくらいの田んぼが必要なのでしょうか?

 

品種や栽培方法、天候などの条件で差がありますが、この小さな苗が成長すると一株に約22本の稲穂が実り1,560粒のおコメが取れようです。1粒が約0.02gなのでこの一株からは31.2gしか取れません。1平方メートルあたりに20株ほど植えるそうなので20株×31.2g=624gになります。私の年間消費が60kgなので60,000g÷624g=96.15平方メートル(およそ30坪)となりました。

「農家さんと苗たちチーム」VS「台風干ばつ悪天候チーム」の熱いバトルが始まるわけです。今年は気候に恵まれて豊作になることを願っております。

 

 

高速道路と渋滞

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2020年、2021年とコロナ規制されていた3年ぶりのゴールデンウィーク。家族でお出掛けされた方、故郷へ帰省された方、皆さまはどのようにお過ごしになられたのでしょうか?

よく、「葬儀屋さんに連休はあるの?」とやさしくお声を掛けてくださる方もおられますが、スタッフは交互に休んでおります。私の今年のゴールデンウィークは事務所と葬儀場と自宅の往復。外食は一度だけ「すき家の牛丼サラダセット」をいただきました。また朝の通勤時間に道路が空いていることに連休の醍醐味を感じております。

ゴールデンウィークに限らず連休中は「どこに行くにも混んでいる」。行楽地やテーマパークが混んでいるのは活気があって良いのですが、たどり着くまでと帰りの移動だけでも疲れてしまいますね。新幹線などの列車は混雑していても時間通り目的地に着きますが車はそうはいきません。各高速道路渋滞はニュースを見ているだけでも過酷さが伝わってきます。パーキングエリアも混雑しているでしょうし、簡易トイレなどの対策もしなければならないでしょうし。今に始まったことではありませんが、そんな渋滞も連休の醍醐味と楽しむことが大切なんでしょうね。

日本の高速道路や幹線道路は首都圏でこそ網羅されていますが、各地へ向かう主要道路が少なすぎますよね。

フランスやドイツの制限速度60km以上の幹線道路は網目のように繋がっています。「こっちは渋滞だからこっちから行こう」と容易に回避できます。しかし日本の高速道路はほぼ一本道。途中で降りても道路が繋がっていないため、その分余計に遠回りすることになるかもしれません。

日本国土の7割が山間部。連なる山と渓谷だらけでその隙間を河川が走っています。トンネルを掘ったり、橋を掛けたりと平野部に道路を作るより数倍の時間、技術とお金がかかるそうです。トンネルのトータル距離は世界一とも言われております。ただでさえ難しい整備の極めつけが地震大国であること。さまざまな問題が交通インフラ拡大の妨げになっているのですね。

日本もドイツのように網目状に道路を張り巡らせれば、流通の生産性向上はもちろん都市部一極集中から分散して地方活性化も期待できるでしょうが、同時に長閑な景観を損なうことにもなるのでしょうね。どちらにしても難題ですし既存のインフラの老朽化の対策もありますし・・。

わたくしはただ、そんな南北縦長の幹線道路の少ない日本で、たった63円で全国に送れるハガキ、たった1,000円程度で日本各地へ届けてくださる宅配便。運送業務に従事されている方々の日々の努力と工夫に感謝するとともにドライバーさんの安全をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

今年のおコメは大丈夫?

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昨年10月「コメの価格暴落」が起こりました。まん延防止対策やらで外食でのコメの消費が少なかったのか、需要を超えた在庫のため大暴落。農家さんの収入はガクンと減ってしまいました。

黒毛和牛のシャトーブリアンや大間の黒マグロより、コメが大好きな私にはとても重大な事件です。

1990年代、コメ60kgの相対取引価格は20,000円を超えていましたが、以降20年間下がり続けて昨年は8,000円~9,000円程度。60kgのコメを生産するコストは15,000程度かかるそうなので「作れば作るほど赤字」です。

今年はさらにエネルギー価格の高騰も合わさるので、生産すら諦めて廃業してしまう農家さんがいらっしゃるのではないかと心配です。

コメの価格が安定しなければ安心して生産することさえできませんし、農家さんの高齢化も深刻です。苦労しても儲からない農業を子や孫にまで継承させることはできません。

また農家さんは昨年の収入から今年のコメ生産経費に使わなければなりません。今年も昨年同様にコメ価格がどうなることか、天候に恵まれるかどうか、不安なことと思います。今年は小麦の備蓄問題も秋から影響が現れるとのことですから、より深刻な状況になることと思います。

農家さんには需要など関係なく思いっきり生産してもらい、一粒残らず政府が60kgあたり50,000円で買い取っていただきたい。今まで薄利の仕事を気合と根性で生産し続けていてくれた農家さんを強く支援していただきたい。余ったら安く供給すればいいでしょう。

世界では自国の国民のために食料確保が常識です。価格保障や買取保障は当たりまえです。儲からない農業では誰もやりません。根幹である農業を大切にしてほしいです。

このままでは美しい水田はソーラーパネルで埋め尽くされ、食卓には輸入米が主流になるのではないでしょうか。日本が今一度コメを生産しようとしても農家さんもいなくて蓄積されたノウハウも無くなりそうです。

 

 

明日の大雪に備えて

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この数年の間では2014年2月8日と翌週2月14日に横浜市内で60cmも積もる大雪が降りました。また2018年1月22日にも20cmほどの大雪。偶然でしょうが冬季オリンピックと同じ4年周期で降っていることから、今年2022年は関東平野部の大雪もあるかもしれません。

明日は大雪かもしれません。そんな危険な日と解っていてもお仕事を休めない皆さま、特に配送や流通に携わる皆様には路面凍結での事故やお怪我が無いよう安全をお祈り申し上げます。また、すでに大雪に見舞われている北海道や東北、北陸の広い地域の皆さまにもご無事をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

イチョウ並木

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近所に小さな公園があります。ブランコなどの遊具がある広場を囲むように10メートルを超える立派なイチョウが30~40本立ち並んでいます。周囲は工場が立ち並ぶ地域のためでしょうか、子ども達が楽しめる遊具が無いためなのでしょうか、いつ来ても誰もいない静かな公園です。たまにイチョウ並木をワンちゃんを連れてお散歩を楽しむ方やベンチで団欒する方々がいるくらい。

今の時期は黄金色のイチョウも楽しめます。落ち葉の絨毯もお見事としかいえません。しかしこの落ち葉はこれからどうなるでしょうか?ほっとけば風に乗って周囲に散らかってしまうだろうし、雨が降れば汚らしくもなってしまいます。

そんなこと考えていたら、ちょうどトラックが公園に入ってきました。ご高齢の作業員さんが落ち葉を集めてトラックに積んでいます。お邪魔かと思いましたがちょっとお話を伺うことができました。聞くと市の職員さんでこの数週間、晴れの日は午前中から日が暮れるまでずっと落ち葉を回収しているそうです。午前中にキレイに拾っても午後には元通りの絨毯状態。風に乗って周囲に散らばると苦情が来てしまうそうで、この季節は憂うつになるとも。10メートル級のイチョウは葉の枚数も5万枚以上になるそうで、もれなくすべて落ち葉になります。「キリがない!」と笑っておられました。

「誰も利用しない公園だから更地にしてイチョウを切り倒せ」との声もあるそうですが、一度壊してしまえば二度と元に戻すことは出来ません。この時期だけ落ち葉を拾うリスクよりも人々が楽しめる景観豊かな並木道は守り通しているそうです。

この落ち葉に限りませんが、日々平穏に暮らしている裏側には必ず誰かの努力があること。「それが仕事だから」と言われれば淋しくなりますが、どんな仕事にも「人への思いやり」があることを再認識いたしました。作業員の方にお話を伺えて本当に勉強になりました。

コメ価格の大暴落!

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今年はコメの価格が大幅に下落しているそうです。そもそも食生活の多様化でコメ消費が減り続けているところ、コロナ禍による外食需要の落ち込みが追い打ちを掛けてしまったようで全国的に前年比で2~3割減の大暴落です。特に飲食店の業務用米の下落が目立つとのこと。考えたこともなかったのですがコメの価格は40年前より安くなっているそうです。

余談ですが、私が小学生の頃 ( 35年前 ) の記憶ではおコメ屋さんが定期的に自宅まで届けてくれました。その場で支払いをするのですが、10kg で5,000円でした。高級米ではなく標準米の価格です。当時はファミコンのカセットが3,800円~4,500円の時代、誕生日やクリスマスの特別な日におねだりしたものです。それよりも高い「おコメは贅沢な食べ物」という思いがあり、お茶碗に一粒残さず食べることを心がけていました。

もちろん当時より農機具も機械化されたり、悪天候に強い品種へと改良が加えられ収穫も効率よくなったのも価格に現れているのでしょうが、農家さんの努力と苦労の賜物。「農家は儲かる」ようになれば安泰なのでしょう。食材の輸入に頼りきった食料自給率の低い日本。農家さんが「儲からないから辞める」ことになれば食料安全の危機になりかねません。物があれば「お金さえ出せば買える」が「いくら大金を積んでも買えない」ような時代にならないよう危惧します。

微力ですが、美味しい米を安心して食べ続けていけるよう農家さんを応援いたします。

10月から値下げ

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緊急事態宣言、まん延防止の解除のタイミングで食料品や光熱費の値上げばかりで悲観的になっていてもしかたがないことです。値上げばかりではありません。値下げもあります。

固定電話から携帯電話への通話料金・・・通話先の携帯電話会社ごとに設定されていた通話料金が一律に変更になるそうです。17.6円/分に統一されるそうです。私個人的にはあまり影響のない事ですが、一部のビジネスでは大きな経費削減になるかもしれませんね。電話代といえば初めて携帯電話を購入した25年前を思い出します。当時は通話料で10万円なんて人が大勢いましたよね。今の時代では考えられません。

速達料金・・郵便法の改正により速達郵便の料金が引き下げになります。250gまでは290円から260円に、1kgまでは390円から350円に、4kgまでは660円から600円になるそうです。私は過去を振り返ってみても速達を利用したことがないのでコメントできないのですが、きっと助かる方が大勢いるのではと思っています。

日本の郵便はもちろん配達業には脱帽です。こんなに安く、早く、丁寧に全国各地に送れるなんて素晴らしいシステムですよね。この裏で大勢の人達が黙々と仕分け作業を正確に行っていること、多くの配送車両が全国を飛び回っていること。我々が寝ている時間も頑張って支えてくれる労働があること。日々感謝しなければなりませんね。

 

最低賃金の引き上げ・・物価の上昇に追いつかない最低賃金ですが、2015年から2020年までの5年間で全国平均100円ほど上がっております。単純計算で毎年20円程度の引き上げで1日8時間×20日のアルバイトで月間3,200円、年間38,400円の収入になります。今年は全国平均28円の引き上げなので単純に来年の収入は今年より54,000の年収アップになります。時給が数十円上がることは労働者にとって有難い話です。が、雇用側はどうでしょうか。

24時間営業のコンビニにとっては大打撃になってしまいます。最低でも8時間労働のアルバイトが3人いなくてはなりません。

8時間労働×最低3人×28円の時給アップ×365日=年間の人件費245,280円アップ

日中はアルバイトさん1人だけでは商品管理、陳列、掃除、レジなど業務が多すぎて不可能です。最低でも2人以上のスタッフが必要かと思います。その人件費をかけれる売上げ好調なコンビニであれば可能でしょうが現実は人件費削減のためオーナーさんや家族が想像を超える無茶をしています。

居酒屋や飲食店も同じで人件費は売上げ好調であれば上げれますが、不況とコロナ禍では大打撃でしかありません。10月からも時短要請がありますが雇用を守る為には営業しなければなりません。時短に従うのであれば営業中のアルバイトを減らすしかありません。アルバイトの収入が下がれば飲食店でお酒を飲む回数も減り飲食店の売上げが消え雇用も消えます。コロナ感染拡大防止とはいえ「行くな」とも「行け」とも言えないですよね。

人口の密集している地域はなんとかなるかもしれませんが、地方はどうでしょう。地方の雇用が消えれば密集地へ行くしかありません。しかし雇用の受け皿はいっぱいです。若い学生さんたちが隙間時間でできたアルバイトが激戦区になっています。最低賃金の上昇はデフレ下では逆に苦しむことになってしまいます。

最低賃金上昇の実態は賃金値下げするより酷いことになります。雇用を圧迫する表面上だけの賃金上昇より可処分所得の増える1%の減税のほうが雇用側も労働側もありがたい。

 

 

 

10月から値上げ 光熱費

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電気料金・・燃料費調整単価の上昇で大手電力会社から10月分の電気の値上げが発表されています。東京電力は1kWhあたり約0.54円、関西電力では1kWhあたり約0.35円、九州電力では1kWhあたり約0.25円の値上げの予定です。
私の家庭の電気使用量は300kWhくらいなので、10月は9月より162円程度の電気料金が上がると思われます。一日あたり5,4円なのでレジ袋程度と考えるとなぜか大きく感じます。

ガス料金・・発電用の燃料である液化天然ガスや石炭などの価格上昇にで大手ガス会社が基本料金の値上げを発表しました。東京ガス・大阪ガスは1m3あたり3.48円、東邦ガスは1m3あたり3.47円の値上げの予定です。
私の家庭の平均ガス使用量は40m3くらい10月は9月より140円くらい値上げになります。

電気やガスはこれからの季節に消費拡大します。自宅の光熱費の節約はなかなか簡単にはいきません。家庭でも大変なのに大手量販店、娯楽施設でも大量の電気やガスが使われております。そこで販売される商品を簡単に値上げできない場合はどこに負担がいくのでしょうか。

またこれからの季節は暖房が必要なハウス栽培にも影響を与えます。輸入食材の高騰、国内生産の食材の高騰は避けられないようです。

水道代も自治体によって異なりますが、お隣の横浜市は平均12%引き上げられてしまいました。老朽化した水道管の設備投資や世帯人口の減少などの理由で料金が上がると言われれば生きていくためには必要ですし、納得せざるを得ないのですが・・

近い将来、自宅前の舗装された道を歩くだけでも「道路通行税」で回収されそうで怖いです。