海老名市、大和市、座間市、綾瀬市の葬儀・火葬・家族葬。

お葬式のしおんブログ

お棺の中へ

こちらは、先日お手伝いをさせていただいたお葬式の際、
ご家族がお持ちになった、故人様が生前愛用していた品々と、
お孫様が書いた可愛いお手紙です。

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(※お客様の許可を頂いて掲載しております)

故人様がご自身のお母様と一緒にお召しになっていたフカフカの手触りのベスト、
マフラー、よくご覧になっていたお気に入りの雑誌などが、
お手紙と一緒に、ご家族の手でお棺の中へ添えられました。

 

お葬式のお手伝いをさせて頂いている中、
そんなご家族のお姿を見て、いつも思うことがあります。

亡くなったら仏様になるため四十九日の旅に出るという教えの宗派がありますが、
その旅路の中、寒かったらマフラーを巻いて、少し休憩して雑誌を眺めたり、
疲れたらお孫さんからのお手紙を読んだりしているのかな・・と。

宗教、宗派によって、様々な教えや作法がありますが、
お棺の中へ、ご家族のお気持ちと一緒に添えられた品々は、
故人様が行くべき場所へ辿り着いても、ずっと持ち続けることが出来る様な、
そんな気がしました。

 

いつか、私の時はお菓子をたくさん入れてもらおう。

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お母さんの水仙

先日ご葬儀を終えた、ご家族のお宅におじゃました際、
お庭に綺麗に咲いた、黄色いスイセンのお花を見かけました。

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(※お客様に許可を頂いて掲載しております)

ご家族のお話しによると15年程前に亡くなったお母様が植えたものだそうで、
毎年この時期になると、綺麗に咲いてくれるそうです。

お母様が植えてから数えると20年以上は経っているというので驚きです。

スイセンは強い植物で自然に開花するそうですが、
20年以上も咲き続けることがあるんですね。

 

忙しい日々を過ごされているご家族ですが、季節が巡る度に、
見事に咲く庭のスイセンを見て、また一年経ったんだな・・ と、
生前の「お母さんの姿を思い出す」と、おしゃっていました。

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〝スイセン〟のお花の名前〝水仙〟は、
「水に咲く仙人の様に美しい花」という意味を持っているそうです。

来年も、再来年も、この先何十年も、仙人の様に、
綺麗に咲いた姿を見せてくれるといいですね。

末期の水と焼酎

お葬式には宗教、宗派、地域によって、様々な風習がありますが、
その中の一つに、亡くなった人の口もとを水で潤す、
「末期(まつご)の水」という作法があります。

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脱脂綿やガーゼに水を含ませ、亡くなった人の唇に付けて潤します。
(新しい筆や菊の葉を使うこともあります。)
かつては臨終の間際に行われていたそうです。

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お釈迦様に浄水を捧げ、安らかに入滅することができたとされていることから、
「死者が渇きに苦しまないように」「安らかにあの世に逝けるように」と、
願いを込めて行われるようになったと言われています。

また「死者が蘇ること」を願っていたという説もあります。

 

色々な説や、意味を持つ「末期の水」という作法ですが、
「故人が最期に口にするもの」

 

先日お手伝いさせていただいたご家族は、
こんなお飲み物をご用意されました。

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(お客様に許可を頂いて掲載しております)

故人様が大好きで、毎日の様に飲んでいた焼酎だそうです。
「うちは水じゃなくて、きっと焼酎が喜ぶわ。」
そんなご家族のお気持ちと一緒に、いつもの焼酎を美味しく飲んで下さったことでしょう。

「末期の焼酎」「ビール」「お茶」「コーヒー」・・・

渇きを潤す「水」

それは、人それぞれですね。

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今も受け継がれている、お葬式の儀式や作法は、形を少しずつ変えながらも、
「亡くなった人のために何かをしてあげたい」という、
ご遺族の心情が、積み重なって作られていったものなのかもしれません。